新年明けましておめでとうございます。

December 31, 2021 by Tak Miyata

新年明けましておめでとうございます。

2022年が始まりました。昨年の後半はワクチンの接種も順調に進み、9月末に緊急事態宣言が解除された時は、いよいよ新しい年を清々しく迎えられるかと期待していました。ところが、11月下旬に見つかったオミクロン株の広がりにより、またしても様々な制限が多い中での新年となりました。

Scrum Venturesグループは、昨年は原則リモートを継続しながらも、定期的にオフィスで顔を合わせるというスタイルで米国も日本も運営してきました。

そうしたハイブリッドでの環境が当たり前となった2021年ですが、投資、アクセラレーション、インキュベーション、オンライン、とそれぞれアクティブな一年を過ごしました。

グループとして節目の10年目となる2022年のスタートにあたり、昨年一年間の活動を振り返っておきたいと思います。

投資事業

2021年はベンチャー投資の歴史上初めて「一四半期で$100B超え」となり、Q1 $135B、Q2 $159B、Q3 $160Bと大量のマネーがスタートアップに流れ込みました。

弊社の米国の投資先でも、Silver LakeによるNoomの$540Mラウンド、Sequoiaによるmmhmmの$100Mラウンド、Tiger globalによるGrubmarketの$200Mラウンド とメガラウンドが相次ぎました。この傾向は今年も続きそうです。

そして、日米とも多くのEXITがありました。日本では、スマートロックのフォトシンスとAIプラットフォームのエクサウィザーズのIPO、米国では、カーディーラー向けSaasのProdigy(オンラインレンディングのUpstart)、パーソナライズ教育のKidaptive(教育出版のMcGrawHill)、モバイル広告のAarki(モバイルゲームのSkillz)が買収されました。

夏には四つ目のファンド、Fund IVも立ち上がり、日米のアーリーステージのスタートアップへの新規投資を行なっています。昨年投資を実行したのは、デジタル治療薬開発のBipsee(日)、パーソナルスキンケアのSequential Skin(米)、その他二社の計四社です。

今年も、日米のアーリーステージのスタートアップに積極的に投資をしていきたいと考えています。起業家の皆さん、VCの皆さんよろしくお願いします。

スタジオ事業

5年前に立ち上げたスタジオ事業、オープンイノベーションの手法を活用した新規事業創出事業、は大きな節目を迎えました。

昨年の3月に、スクラムスタジオ株式会社として事業を分社化し、UBER、WeWorkというシリコンバレー発のデカコーンの日本事業を立ち上げた髙橋を社長に迎えています(東洋経済:UBER->WeWorkを立ち上げた39歳が選んだ「次」)。

チームもこの一年で約3倍になり、髙橋を中心として、さまざまな新規事業創出に取り組んでいます。

Incubation(インキュベーション)

インキュベーション事業では、米国の投資先であるMiles社の日本ローンチを行いました。写真は10月のローンチイベントのものです。

ローンチから多くのメディアでご紹介いただき、11月には日経トレンディの2022年ヒット予測ランキング1位に選ばれ、サービス開始から4週間で100万ダウンロードを突破しました。米国の投資先の日本市場立ち上げはScrumとして初めてのチャレンジでしたが、いいチームが集まり、パートナー企業にも恵まれ、大変いい形で立ち上がりつつあります。

また、パナソニックさんとのJVであるBeeEdgeがインキュベーションしたスタートアップ三社(ミツバチプロダクツギフモコトホ)も順調に成長しています。今年はそれぞれ新たな展開を予定しているので、さらに楽しみです。

今年も、海外スタートアップの日本参入、大企業とのパートナーシップ、起業家とのゼロイチ、などさまざまな形で新しい事業のインキュベーションにチャレンジをしていきたいと思います。

Acceleration(アクセラレーション)

アクセラレーション事業では、一昨年に立ち上げたスマートシティのSmartCityX、フードテックのFood Tech Studio Bites!の二つの成果発表会を実施しました。いずれもコロナ禍での難しい運営でしたが、世界中から革新的なスタートアップがたくさん集まり、多くの共創案件が生まれました。上の動画は、SmartCityXの2020年のプログラムのまとめです。

そして11月には、SmartCityXは2年目をスタートしています。新たなパートナー企業、新たなスタートアップを迎え、コロナで大きく変わる暮らし、街を支えるような事業、共創を生み出していきたいと考えています。

新たにアドバイザーとしてプロサッカー選手の長友佑都選手に加わっていただきました。スポーツ、ウェルビーイング、グローバル、さまざまな切り口でサポートをいただく予定です。

今年も新たなテーマでいくつかのプログラムを立ち上げる予定です。世界中のイノベーティブな起業家と日本をつなぐことで、価値のある事業を生み出していきたいと思います。

Connection(コネクション)

コネクト事業では、一昨年に立ち上げたオンラインサービス、Scrum Connect Onlineが、サービス開始8ヶ月で導入企業が50社を超えました。

製薬会社、商社、化学メーカー、材料メーカー、携帯キャリア、金融機関、などさまざまな分野の企業の方々に使っていただけるようになりましたが、日々いただく質問を通して、我々も大変勉強させていただいています。

今年は新たな機能開発も行う予定です。より多くの皆様に価値をご提供できるサービスに育てていきたいと考えています。

イベント / 講演

昨年も、さまざまな講演、執筆の機会をいただきましたが、一番の変化は、早嶋、大嶋、黒田という若手メンバーの登壇機会が増えたことです。みんな面白い専門性を持っておりますので、ぜひ今年もお声がけくださいませ。

写真は今月の日経の最初の連載に掲載予定の「3つのユニバース」です。2022年は「改めてユニバースを見つめ直す年になる」と考えています。一つ目は「メタバース」二つ目が「グリーンバース」そして最後が「マルチバース」。Web3、脱炭素、宇宙ということですが詳細はまた改めて。

Tackle!

「シリコンバレーの動向を一時間で知る」勉強会 Tackle!、今年は投資先スタートアップをゲストに招いたり、新たなフォーマットをトライしました。11月にはオンラインとオフラインのハイブリッドで開催しました。

今月も1/28に開催予定です。

「3つのユニバース」を軸に、今年のトレンドについていろんな話しますので、もしよろしければご参加くださいませ。

寄稿 / インタビュー

昨年も引き続き様々な媒体で寄稿をさせていただきました。黒田、大嶋が新たにダイヤモンドシグナルでの連載はかなり面白いのでぜひご覧ください。

最後になりますが、2022年も一年間、Scrum Venturesグループをよろしくお願いします。今年も昨年以上にパワーアップをして、アクティブに活動をしていきたいと思います。

皆様も、健康に気をつけて、良い一年をお過ごしください。

2022年元旦
スクラムベンチャーズ
ジェネラルパートナー
宮田拓弥

 

 

 

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