クリーンテック分野の戦略、テスラ研究のすすめ [Scrum Ventures September 2021 Newsletter]

September 7, 2021
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの8月のトピックをお届けします。

【クリーンテック分野の戦略、テスラ研究のすすめ】
今大きなトレンドになりつつあるクリーンテックの分野の戦略を考える場合、化学メーカーも電力会社も製造業も改めて「テスラ」を研究することをお勧めしている。そのポイントは「系」と「消費者」にある。今から5年前の2016年に、イーロン・マスクが公表した中期計画「マスタープラン」にすでにその方向性が描かれている。大きく四つのポイントがあるが、一つ目は「発電と蓄電との統合」だ。続きは↓宮田の日経産業新聞WAVEへの寄稿記事です。
●「系」を創るテスラマフィア


【大企業→スタートアップ→そしてスクラムへ】
スタジオ事業のマネージング・ディレクターを務めるMichael Proman(マイケル・プロマン)の社員インタビューです。次世代のスポーツビジネスを創出するアクセラレーションプログラム「SPORTS TECH TOKYO」の立ち上げ時にスクラムベンチャーズに参画。それ以前は、米コカ・コーラ、ならびに全米バスケットボール協会(NBA)にてグローバルマーケティングを担当し、その後、スポーツ&イベントチケットプラットフォームのOptionItを創業し売却。fancamなど複数のアーリーステージスタートアップに携わった経験をもつメンバーです。


●コカ・コーラ、NBA、自身のスタートアップM&Aを経てスクラムスタジオへ―Michael Proman [Staff Interview]


【SmartCityX Demo Dayレポート】
2021年6月23日、スクラムスタジオは昨年8月26日にローンチした、ニューノーマル時代のスマートシティプロジェクト『SmartCityX』の1年目の報告会(Demo Day)を行いました。報告会のレポートとダイジェスト動画です。
●スマートシティをテーマに日本の大企業と世界中のスタートアップと事業共創を目指すグローバル・オープンイノベーション・プログラム『SmartCityX』、1 年目の成果を発表 前編後編


【今週の注目5社、紹介スタートアップ1300社超】
直近の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを毎週5社厳選して紹介しているブログ『今週の注目5社』、これまで紹介したスタートアップが1300社を超えました。今、抑えておくべき米国のスタートアップについて、日本語で読むことができるコンテンツです。今後もよろしくお願いします。バックナンバーはこちら。

 

Scrum in the news!

【学歴、エンゲージメント、キャッシュフロー】
増え続ける個人にまつわるデータにより、最近は新たな与信方法でクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりができるようになっている。信用だけでなく様々な「指標」「基準」に新たな影響がありそうだ。三浦の日経MJへの寄稿記事です。
●新たな与信の仕組み データ分析の深化で多様に


【ウェルビーイング関連スタートアップ】
優秀な人材の獲得、また継続的な雇用の手段として、ウェルビーイングサービスを充実させる企業が増えている。今月は福利厚生としてのフィットネスサービスや子育て家族に特化した福利厚生など「ウェルビーイング」に関連するスタートアップを紹介する。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。
●ウェルビーイング 福利厚生にも

 

Scrum Portfolio in the news!

【投資先のマイルズが日本進出します】
マイルズの日本進出について日経新聞、日経クロストレンドで紹介されました。「Miles(マイルズ)」は、飛行機だけではなく、徒歩や自転車、自動車、電車などの移動手段を自動判別し、“マイル”を付与するアプリです。日本への本格上陸に先駆け、日本航空(JALイノベーションファンド)やあいおいニッセイ同和損害保険などから投資を受けています。
●徒歩でもマイル獲得 JALなど出資の米社が日本進出 [日本経済新聞]
●【詳報】米Miles日本上陸へ 徒歩でも電車でも“マイル”がたまる [日経クロストレンド]



【電動キックボードシェアのLuup、約20億円の資金調達】
投資先のLuupが、合計約20億円の資金調達を発表しました。持続可能な社会の構築に向けマイクロモビリティ事業の開発を強化します。日本経済新聞、TechCrunchなどのメディアで紹介されています。
●Luupが20億円調達 森トラストと事業連携へ
●電動キックボードシェアの「Luup」が森トラストやESG特化型ファンドなどから約20億円調達



【自動車自身が決済するCar IQ、$15Mを調達】
投資先のCar IQが、シリーズBで$15Mを調達しました。Car IQは、自動車が商品やサービスの代金を直接支払うことができる、初の自動車決済プラットフォームです。年間$650Bのトランザクションをターゲットにしています。
●Car IQ Closes an Oversubscribed $15 Million Series B Round for Fleet Vehicle Payment Platform


【AIが薬局の「ヒヤリ・ハット」を分析、迅速な対応を可能に】
投資先の人工知能開発を行うエクサウィザーズが、京都大学と連携し、薬局で起きた薬剤の取り違えなどのうち、再発防止策が必要な事例を抽出するAIシステムを開発しました。日経新聞で紹介されています。
●薬局の「ヒヤリ」をAIが分析 エクサウィザーズ 京大とシステムを共同開発


【バカン、あいおいニッセイ同和損保と防災領域で提携】
投資先のバカンが、あいおいニッセイ同和損害保険と避難所混雑可視化に関する提携を開始します。今回の提携により、あいおいニッセイ同和損害保険のリアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap」上で、バカンが配信する全国150超の地方自治体が運営する避難所1万カ所以上の混雑情報を閲覧できるようになります。ぜひご活用ください。詳しくはTechCrunchの記事にて!
●バカンとあいおいニッセイ同和損害保険が防災領域で提携、リアルタイム被害予測サイト「cmap」で避難所混雑情報を公開


【GrubMarket、M&Aによりさらにサービス拡大】
投資先のGrubMarketがM&Aによりサービスを拡大しています。西海岸の生鮮食料品に強い卸売 Grant Hunt、ニューヨークのフルーツ&野菜卸売業者であるL&J Produceを傘下におさめ、提供サービスの充実をはかります。オンデマンド産地直送サービスのGrubMarketは、小規模の農場や他の供給者と協力し、レストランや消費者に直接、オンラインストアを通じて自社の商品を販売し配達しています。収益性の高い「オンデマンドの配達ビジネス」で、米国全土で急成長中です。
●Grant Hunt acquired by GrubMarket
●GrubMarket Makes 4th Acquisition in New York


【May Mobility、オンデマンド無人シャトルサービス開始】
投資先のMay Mobilityがミシガン州グランドラピッズでオンデマンド無人シャトルサービスをスタートしています。アプリを使ってシャトルをリクエストすることができます。
●May Mobility Announces On-Demand Autonomous Service In Grand Rapids, Michigan


【ThirdLoveのヴァーチャルフィッティング】
投資先のランジェリーECサービスのThirdLoveのヴァーチャルフィッティングについて、Glossyで紹介されています。顧客にフィットするブラジャーを提供するため、ThirdLoveのサイズのバリュエーションは80種類。ヴァーチャルフィッティングにより最適なサイズを探し出すことができます。詳しくはGlossyの記事をご覧ください。
●Virtual fitting and size-inclusive brands are a perfect match

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