スタートアップの2段ロケット [Scrum Ventures July 2020 Newsletter]

July 3, 2020 by Scrum Staff
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投資先のMilesが、あいおいニッセイ同和損保、JR東日本とともに、地方創生・地域活性に繋がる新しいモビリティサービスの提供に向けて実証実験を行ないます。

【MilesがJR東日本、あいおい損保と実証実験】

Milesは利用者に独自の移動ポイント(マイル)を付与し、各種リワード・割引クーポンなどを提供するアプリを提供するシリコンバレー発のスタートアップ。この実証実験では、Milesのアルゴリズムを活用し、利用者の移動手段や移動範囲等のデータを蓄積・利活用することで、安全・安心な街づくりに役立てるほか、利用者に対しても、利用状況に応じて、両社あるいは地方自治体や提携先企業などがクーポン等を発行して付加価値を提供することを検討します。

●あいおいニッセイ同和損保と JR 東日本による
新しいモビリティサービスの技術検証に関する連携について 

●あいおい損保、移動データ収集でJR東と実証実験へ



宮田の日経産業新聞への寄稿記事です。

スタートアップの「2段ロケット」をチェック

我々はスタートアップ企業に投資をするとき、その会社が「2段ロケット」を備えているかどうかを確かめる。今ある社会課題に対する解決策となる「プロダクト」が1段目のロケット。もうひとつは「ビジョン」で、そのビジネスを続けるなかで生まれる次の大きなチャンスを飛躍につなげる2段目のロケットだ。

数年前、最初に我々が投資をするとき、創業者が語っていた2段目のロケットを、コロナ禍による大きな社会変化を捉え、打ち上げた会社を紹介したい。

●スタートアップの「2段ロケット」をチェック [寄稿記事, 日経産業新聞]
 

注目スタートアップ情報

スクラムベンチャーズのブログでは毎週、直近で資金調達したスタートアップから5社セレクトして注目スタートアップを紹介しています。

★注目Startup★インタラクティブムービー Whatifi



インタラクティブムービーのソーシャルアプリ。

視聴者の選択によってストーリーが変化するインタラクティブムービーを仲間と楽しめるアプリ。重要な場面で選択を迫られると、チャットで議論をしながら全員一致した選択によってストーリーが決められるソーシャル機能を提供。友人や家族など、最大9人まで同時に視聴可能。現在2つのコンテンツがあり、そのエンディングは80通りにも及ぶという。「Whatifi Studios」を立ち上げ、今秋に向けて5本の映画を制作予定という。

本社はロサンゼルス。Andreessen Horowitz等から今回調達した$10Mは、コンテンツ開発に活用する予定。

先月は、自動食品デリバリー / オンライン薬局 / カイゼンAI / 高速ネットワーク / 現場リスク管理 / インタラクティブムービー / オンデマンド遠隔診療 / 学校連絡アプリ / 次世代タンパク質 / クラウドマーケットプレイス /  スマートオーブン / フリーランス向けモバイル銀行 / カーボンリサイクル / 音声認識API / 営業支援SaaS / 食品コーティング / 動画メッセージ / 食洗機ロボット / スマートアパート / マイクロバイオーム飼料 / 断食アプリ / eSportsトレーニング / 給与支払SaaS / APIマーケットプレイス / オンラインイベント について紹介しました。詳しくはスクラムベンチャーズのブログをご覧ください。


Scrum in the news!

【ニューノーマル時代の買い物はどうなる?】

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、新たな需要や生活様式に対応したECサービスの需要が伸びている。今月はテクノロジーでオンラインショッピングを変える企業や、デリバリーなどの買物代行事業を支援するサービスを紹介する。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。

●ニューノーマル時代のECサービス、米国で続々

【米国のベンチャー投資は冷え込むか】

宮田が時事通信社のインタビューを受けました。新型コロナウイルスの感染抑止を目指した社会生活の変化に伴う既存産業への影響、配車や民泊仲介への打撃、自動運転技術の開発への影響、スポーツ分野の無観客化、米国のベンチャー投資などについてお話ししています。

●コロナ後「移動の概念変化」 スクラムベンチャーズ宮田氏に聞く


Scrum Portfolio in the news!

【Realtime Robotics、製造業大手のシーメンスと提携】

投資先のRealtime Roboticsが産業ロボットの分野でドイツ製造業大手のシーメンス(Siemens)と提携を発表しました。Realtime Roboticsの技術はシーメンスのシミュレーションソフトウェアに導入されます。

●Realtime Robotics Partners with Siemens to Accelerate the Integration of Industrial Robotic Workcells

【エクサ、家族介護の悩みをサポートするアプリ】

投資先のエクサウィザーズが、動画でユマニチュードを学びながら、家族介護の悩みをサポートするiPhone向けアプリ「CareWiz(ケアウィズ)」の無償提供を開始しました。利用者は、ユマニチュード(知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションに基づいたケア技法)を学べる解説動画の視聴機能、専門資格を持つユマニチュード認定インストラクターへの電話相談窓口、AIを利活用した検索による認知症関連サービスへのアクセス機能などの利用を通じて、家族介護における様々なサポートを受けることができます。

●エクサウィザーズ、在宅介護者を支援するアプリ「CareWiz」

【バカン、ホテル向けの混雑状況配信サービス開始】

AIとIoTを活用し空き情報を配信する投資先のバカンが、ホテル・旅館向けに館内施設の混雑情報をリアルタイム配信するサービス「VACAN for Hotel」の提供をスタートしました。大浴場や食事会場(レストラン)などの混雑情報を宿泊客にリアルタイムで伝えるサービスです。バカンは、これまでもホテル・旅館向けサービス提供していますが、今回ホテル・旅館専用パッケージとしてサービス提供を始めました。

●ホテル・旅館内の混雑情報をリアルタイム配信、バカンの技術を盛り込んだ「VACAN for Hotel」を提供開始

【シェア自転車で気軽にテイクアウト】

投資先の電動自転車シェアサービスのLuupが、「テイクアウトを使いやすくする取り組み」として日経新聞で紹介されました。Luupは東京都渋谷区や目黒区など65カ所に自社で開発した小型の電動自転車を設置しています。10分100円で利用でき、かさばる料理をテイクアウトしても楽に最寄り駅や自宅近くに戻ることができます。

●スタートアップ、飲食店を支援 新常態に商機

【GrubMarket、シアトルにも拡大】

投資先のGrubMarketが、同業のスタートアップHung San Foodsを買収しシアトルにもサービスを拡大しています。GrubMarketはオンデマンド産地直送サービス。小規模の農場や他の供給者と協力し、レストランやさまざまなサイズの店舗や、消費者向けに食品を準備する数多くのスタートアップ、そして消費者に直接、オンラインストアを通じて自社の商品を販売し配達しています。収益性の高い「オンデマンドの配達ビジネス」で、急成長中のスタートアップです。

●GrubMarket Expands to the Seattle Area with the Acquisition of Hung San Foods

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