SPORTS TECH TOKYO World Demo Day

October 11, 2019 by Scrum Staff
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「SPORTS TECH TOKYOは従来の枠組みにとらわれない革新的なアクセラレーション・プログラムです。そしてこのデモデイは、SPORTS TECH TOKYOのコミュニティーの全てのメンバーとともに、これまでの成果を祝福し、今後のさらなる成功を祈念するものです。プログラムにエントリーした159社のスタートアップ、12社のファイナリスト、メンターなど、300人以上にも及ぶ本日の参加者の皆様と共に、さらなるスポーツビジネスの拡大につなげていきたいと考えています」

Michael Proman, Managing Director, Scrum Ventures

8月20日、サンフランシスコのオラクルパークにてSPORTS TECH TOKYOのWorld Demo Dayを開催しました。このデモデイは、参加スタートアップだけでなく、日本のパートナー企業、アドバイザリーボード、メンター、スポンサー、ベンチャーキャピタルら投資家、プロスポーツ選手といった数多くのステークホルダーを巻き込み、テクノロジーがスポーツに与える影響について議論を深める貴重な機会となりました。

今回の記事では、本イベントのハイライトをお伝えします。

主催、パートナー各社からのメッセージ

デモデイはMichael Proman (SPORTS TECH TOKYOマネージングディレクター、スクラムベンチャーズ)、中嶋文彦氏(SPORTS TECH TOKYOプログラムオーナー、株式会社 電通CDC Future Business Tech Team 部長 事業開発ディレクター)、宮田拓弥(Scrum Ventures創業者兼ジェネラルパートナー)によるウェルカムリマークスで幕を開けました。

次に、電通イージス・ネットワークのChairman & CEOであるTim Andree氏、パートナー企業である伊藤忠商事株式会社、ソフトバンク株式会社、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、日本マイクロソフト株式会社、CBC株式会社のそれぞれが、スポーツテックに対する投資やイノベーションへの展望について語りました。

キーノートパネル:スポーツ投資領域の変化するトレンド

ニュースメディアAxiosのレポーターであるKia Kokalitcheva氏によるファシリテーションの下、スポーツ業界で活躍する著名人5名をパネリストとして迎え、スポーツ関連のベンチャー投資について、そして現在彼らが注目している領域についてのパネルディスカッションを行いました。

「スポーツ映像を世界に向けて配信するプラットフォームや、世界中のファンがアクセスできるVRプロダクトなど、NFLや他のスポーツリーグが国を超えてファンを拡大していくには、テクノロジーの力が必要不可欠になるでしょう」

Brando Perkovich, Chief Investment Officer, the San Francisco 49ers

パネリスト一覧

  • Brano Perkovich:Chief Investment Officer at the San Francisco 49ers
  • Michael Spirito,:Managing Director at Sapphire Ventures
  • Milos Ribic:Co-founder and co-lead investor of Sapphire Sport
  • Milos Ribic:Director at Adidas Corporate Ventures
  • Kim Frisch:Vice President Corporate Development at World Wrestling Entertainment (WWE)

メンターセッション:スポーツ業界における各社の取組みとトレンド

キーノートパネルに続き、本プログラムのアドバイザリーボード、メンター陣が最新のスポーツ業界の動向や「eSports」といった新領域について議論するメンターセッションを行いました。

「これまで”リアルな物”をつくる会社であったNikeも、試行錯誤しながらゲームやeSportsといった重要なトレンドに取り組んでいます。私たちはお客様に寄り添うことを信条としており、それに取り組むことが、私たちが真に価値のある会社であり続けるために必要だと認識しているからです」

Eric Mastalir, Senior Director, Global Industry Alliances at Nike

パネリスト一覧

スタートアップデモ&ファイナリストピッチ

ファイナリストである12社のスタートアップは、自社のテクノロジーについて紹介するとともに、今回のプログラムの成果として日本やアジア企業とのパートナーシップについて発表しました。

「SPORTS TECH TOKYOでは、幅広く様々な企業との事業提携の機会が提供されました。投資家や日本企業と密にやりとりすることで、アジア地域におけるビジネスの拡大を図ることができました。」

Gerard Bruen, CEO, Omegawave

SPORTS TECH TOKYOパートナーシップハイライト

以下は、デモデイで発表されたパートナーシップの一部です。

Omegawave & 電通キャタピラーズ、ファジアーノ岡山、日本トライアスロン連合

フィンランドを拠点とするOmegawaveは、神経信号や心拍データをもとにアスリートのトレーニングに最適なディレクションを提示するサービスを提供しています。彼らは今回のプログラム期間中に日本トライアスロン連合との契約を締結した他、電通キャタピラーズ、ファジアーノ岡山と実証実験を開始しました。

4DReplay & CBC株式会社

サンフランシスコに拠点を置く4DReplayは、瞬時に360度ハイライト映像を作成する映像テクノロジーを開発しています。彼らはこのプログラムを通じて、パートナー企業であるCBC株式会社と東南アジアの販売代理契約の締結に向けて議論を進めています。

SportsCastr & SPOLABo

ニューヨークに拠点を持つSportsCastrは、個人がスポーツキャスターになって、好きなスポーツ中継を解説・配信することができるプラットフォームを提供しています。彼らはV.TVなどのOTTプラットフォームを保有しているSPOLABo社との提携に向けて議論を進めています。

3D Digital Venue & 横浜Fマリノス

バルセロナを拠点とする3D Digital Venueは、世界中のスポーツべニューや美術館・博物館などを収録した3Dデジタルライブラリを所有しています。彼らは、横浜Fマリノスのウェブサイトにプロダクトを実装し、Jリーグで初となるバーチャルビューチケットエクスペリエンスを提供する予定です。

また会場では、SPORTS TECH TOKYOコミュニティに所属する25のスタートアップが来場者が実際に各社のテクノロジーを体験できるデモブースを出展しました。

WHAT’S NEXT

SPORTS TECH TOKYOはプログラムを通じて、ファイナリストに日本そしてアジアのパートナー企業と共に事業開発を行うことができるような機会を提供し、デモデイでその成果を発表することができました。今回のデモデイで様々なパートナーシップを発表できたことを嬉しく思うと同時に、今後も引き続きこのSPORTS TECH TOKYコミュニティーを成長させていきたいと思っています。

「我々はおよそ1年間に渡って、このSPORTS TECH TOKYOを運営してきました。当初、我々の使命は集まったスタートアップに対して、日本でのビジネス機会を提供することと考えていました。しかし、プログラムを運営するにつれ、このコミュニティはスタートアップだけでなく所属する全ての人々にとって非常に有益な機会となることに気がつきました。この取り組みは引き続き、今後のスポーツ業界に大きなイノベーションの波を起こすことができると確信しています。」

Michael Proman, Managing Director, Scrum Ventures


THE STATS:

来場者数:347

SPORTS TECH TOKYO スタートアップ:101

スタートアップデモブース:25

パートナー/アドバイザー/メンター:45

投資家:47

ネットワーキングの機会:無限大


今回のWorld Demo DayはNHK、TBSといったテレビメディアはじめ、たくさんのメディアでご紹介いただきました。以下のリンクは取り上げていただいた記事の一部です。

 

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