今週の注目5社: 秘書のSalesforce / SaaS間連携 / スマート呼鈴 / コミュニケーションぬいぐるみ / スマート調理器具

March 21, 2016 by Scrum Funding News
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今週も一週間の資金調達のニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「秘書のSalesforceEsper Technologies

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[SaaS/カレンダー] Esper Technologies
Seed VC ($2.71M) Garry Tan, Joe Lonsdale and Khosla Ventures

Executiveの「時間の使い方の可視化・分析」ツール。

2つの製品で構成され、Chrome プラグインとして提供されるEsper Schedulingは、Google Calendarと連携し、ミーティング設定、タスク管理などを支援してくれる。Esper TimeStatsは、時間の使い方を分析し、賢い時間の使い方を教えてくれる。

DropBox、UBERなどの企業ですでに利用されている。ツールにより、秘書業務を高度化、効率化することを目指している。

2.「SaaS連携」Usermind

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[Saas/自動化] Usermind
Series B ($14.5M) Andreessen Horowitz, CRV and Menlo Ventures

各部門が使う「SaaSのデータのトラッキング、連携を自動化」するツール。

米国の多くの企業では、マーケティング部門はMarketo、営業部門はSalesforce、人事部門はWorkdayと、それぞれにバラバラなSaaSを使っており連携をとるのが難しい。そうした現状を踏まえ、IT部門がツール間のデータをトラッキングし、管理するための新しいツール。

コンセプトに共感したAndreessen Horowitzの投資により、これまでステルスで開発をしてきた。すでに大手との契約もあり、今回詳細を初めて発表したという。

3.「スマート呼鈴」Ring

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[HW/ホーム] Ring
Series C ($61.2M) Kleiner Perkins Caufield & Byers and Richard Branson

玄関のカメラつき「スマート呼鈴」。

玄関を訪れた人がボタンを押すと、その人の顔がスマートフォン越しに確認できる。また、モーションセンサーも付いており、ボタンを押さなくても人を感知し、通知を送ることもできる。

価格は$249で、すでに毎月5万台を販売するヒット商品となっている。Ringが切り開いた商品カテゴリーだが、近年類似スタートアップや大手メーカーの参入も相次いでいる。

4.「コミュニケーションぬいぐるみ」Toymail

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[HW/コミュニケーション] Toymail
Seed ($120k) Y Combinator

小さな子ど向けの「メッセージ送信機能つきぬいぐるみ」。

ボタンを押して自分の声を録音すると、両親など限定された人とだけメッセージのやりとりができる通信機能つきのぬいぐるみ。これまでに約2万台を販売している。

価格は$79。AmazonのAlexa Fundや、Verizonから投資を受けている。

5.「スマート調理器具」Tovala

tovala

[HW/フード] Tovala
Seed ($120k) Y Combinator

シェフが作った「食事の宅配」と「スマート調理器」を組み合わせたサービス。

定期的に事前に調理された食材がパッケージに入った形で配達される。それぞれのパッケージには個別のバーコードがついており、Tovalaの調理器にパッケージを入れると何が入れられたかを認識し、蒸す、焼く、煎る、温めるなど最適な操作を自動で行い、約30分でできあがる。

現在Kickstarterで、$100,000をクラウドファンディング中。価格は$329の予定。

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