今週の注目5社:カスタム電気トラック / AI広告代理店 / 施設メンテナンス自動化AI / 次世代バンキング / 自律航行水中ロボット
一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。
1.「カスタム電気トラック」Slate Auto

日本語読み:スレートオート
カテゴリ:HW/モビリティ
ラウンド:Series C ($650M)
主な投資家:TWG Global, Bezos Expeditions, Diego Piacentini, General Catalyst, Slauson & Co.
カスタマイズ可能な電気(EV)トラック。
手頃な価格でユーザーの好みに合わせてカスタマイズ可能な電動ピックアップトラックを開発するモビリティスタートアップ。シンプルなベース車両を低価格で提供し、好みに応じてアクセサリーやコンバージョンキットを追加してカスタマイズできる仕組み。2万ドル台半ばからの価格帯を目指している。すでに16万件以上の予約を受けており、2026年後半に最初の車両を納車する予定という。Jeff Bezosも出資する注目スタートアップ。
2022年創業、本社はミシガン州トロイ。TWG Global等から今回調達した$650Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
2.「AI広告代理店」Uplane

日本語読み:アップレーン
カテゴリ:Marketing/AI
ラウンド:Seed VC-II ($4.5M)
主な投資家:Play Ventures, Multimodal Ventures, Rebel Fund, The Twenty Minute VC, Y Combinator
AIを活用したマーケティング代理店。
AIを活用し、マーケティング業務を自動化するプラットフォームを開発するスタートアップ。市場調査やデジタル広告およびランディングページの作成、各種キャンペーンの管理(追跡・改善)など、マーケティング業務をリアルタイムに一貫して自動化することが可能。すでにドイツの鉄道会社などを顧客に持つ。Y Combinatorが主催する2025年秋のバッチにも参加した注目スタートアップ。
2025年創業、本社はサンフランシスコ。Play Ventures等から今回調達した$4.5Mは、チームの拡大に活用する予定。
3.「施設メンテナンス自動化AI」Prefix

日本語読み:プレフィックス
カテゴリ:SaaS/不動産
ラウンド:Seed VC-III ($7.5M)
主な投資家:Collide Capital, Slow Ventures, Bienville Capital, Connexa Capital, Elevated Huts, I2BF Global Ventures
施設メンテナンス業務を自動化するAIプラットフォーム。
複数の店舗を運営する小売店やレストラン向けに、施設の一元管理プラットフォームを提供するスタートアップ。大規模に複数拠点を展開する企業と、施設メンテナンスを請け負う地元の業者との間を橋渡しするだけでなく、AIエージェントを活用して自動化することで、施設の修理・保守メンテナンス業務に費やすコストを最大15%以上削減できるという。空調システムや冷凍設備、配管、電気設備をはじめとするあらゆる修理サービスに対応。
2022年創業、本社はニューヨーク。Slow Ventures等から今回調達した$7.5Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
4.「次世代バンキング」Slash

日本語読み:スラッシュ
カテゴリ:Service/金融
ラウンド:Series C ($100M)
主な投資家:Goodwater Capital, Khosla Ventures, Ribbit Capital, NEA, Y Combinator
次世代のバンキングプラットフォーム。
デジタルネイティブな現代企業向けに構築された次世代バンキングプラットフォームを開発するフィンテックスタートアップ。法人口座や無制限のキャッシュバック特典が付帯したコーポレートカード、経費管理、海外送金機能に加え、ステーブルコインによる決済などにも対応している。直近の売上高は2億5000万ドルと急成長中。今回の資金調達によるバリュエーションは14億ドルと、ユニコーン企業の仲間入りを果たした。
2020年創業、本社はサンフランシスコ。Khosla Ventures等から今回調達した$100Mは、サービスの拡大に活用する予定。
5.「自律航行水中ロボット」Ulysses

日本語読み:ユリシーズ
カテゴリ:HW/防衛
ラウンド:Series A ($38M)
主な投資家:Andreessen Horowitz, Booz Allen Ventures
水中を自律航行する海洋ドローン。
複雑な海洋環境下において、軍事作戦を遂行するための自律型水上・水中ロボットを開発するディフェンステックスタートアップ。手頃な価格で大量生産ができるだけでなく、人の介入や監視を一切必要とせず、ミッションを遠隔で実行することが可能。インフラ点検や環境モニタリング、捜索・回収作業向けに設計されており、過酷な環境下にも対応可能で、特に機雷対策などへ活用される予定という。
2023年創業、本社はサンフランシスコ。Andreessen Horowitz等から今回調達した$38Mは、製造能力の拡大に活用する予定。








