スポーツによる社会イノベーションの創出 [Scrum Ventures July 2022 Newsletter]

July 5, 2022
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの6月のトピックをお届けします。


【スポーツによる社会イノベーションの創出】
ミズノ株式会社の水野社長とスクラム宮田の対談です。スクラムベンチャーズは、スポーツによる社会イノベーション創出のお手伝いをしています。詳しくはミズノのウェブサイトにて。

水野:社会イノベーション創出につながる可能性がある世界中の情報を集めることや目利き力を養うことは、スクラムベンチャーズさんとの提携における最初の目的と考えています。実際にスクラムベンチャーズさんが得意とする領域では、これらの目的を実現するのに十分な実績をお持ちですよね。

●イノベーションセンターは、ジャンルを超えた新たな価値を創造する場




Scrum in the news!

【多様化するフェムテック関連ビジネス】
女性特有の健康問題にテクノロジーで立ち向かうフェムテックへの投資が加速している。今回はオンデマンドの産後ケアサービスや、卵巣治療プラットフォームなど「フェムテック」に関連するスタートアップを紹介する。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。
●多様化するフェムテック




Scrum Portfolio in the news!

【Osso VR、$66Mの資金調達】
投資先のOsso VRが、シリーズCラウンドの$66M調達を公式に発表しました。米医療機関大手のカイザーパーマネンテやタイガーグローバルがこのラウンドに参加しています。Osso VRは、VRで医療技術を学ぶための手術トレーニング&評価のプラットフォームを提供しています。
●Press: Osso VR Raises $66 Million to Broaden Access to Surgical Education for Healthcare Professionals


【Misapplied Sciencesの技術がデトロイト空港で運用開始】

投資先のMisapplied SciencesのPARALLEL REALITYベータ版がデトロイト空港に導入されました。最大100人が、それぞれの旅程に合わせてパーソナライズされた情報を、1つのデジタルスクリーンで同時に見ることができる技術です。何十人もの人が同じスクリーンを見ていても、見ている人用にパーソナライズされた情報が表示されます。
●デルタ航空、デトロイト空港に革新的なPARALLEL REALITY™(パラレル・リアリティ)技術を導入


【ZippinのCheckout-Free技術】

Mastercardが、投資先のZippinの技術を使い、この夏、アメリカ、ヨーロッパ、南アメリカで「レジ無し店舗」を展開します。Forbesで詳しく紹介されています。
●Mastercard Strikes Global Deal With Zippin To Scale Up Its ‘Shop Anywhere’ Platform


【車が自分で洗車代を払います】

投資先のCar IQが洗車サービスEverWashと提携しました。車がクレジットカードなしで、自分で洗車代を払います。自動車決済プラットフォームを開発するCar IQは、自動車が自分でお金を払う未来を実現します。
●New Car IQ and EverWash Partnership Introduces An Automated Payment Car Wash Solution for Fleets


【May Mobility、ソフトバンクと業務提携】

投資先の自動運転シャトルを開発するMay Mobilityがソフトバンクと、5Gネットワークなどを活用した自動運転サービスの早期社会実装に向けて、業務提携契約を締結しました。May Mobilityは、2017年の会社設立以降、公道での自動運転の走行実績が31万5,000回以上あり、拡張性が高く、柔軟性がある自動運転技術を持つなど自動運転業界をリードしています。
●自動運転サービスの早期社会実装を目指してMay Mobilityと業務提携契約を締結


【TeraWattが、ダイキンなどからシリーズB調達】

次世代型リチウムイオン電池の開発を手掛ける投資先のTeraWatt Technologyが、シリーズBの資金調達を行いました。今回新たにダイキン工業が投資家に加わっています。弊社もこのラウンドに参加しています。高エネルギー密度の電池の数年以内の商用化をめざし、研究開発や試作品を生産する設備の増強に投じる予定です。日本経済新聞で紹介されました。
●電池開発のTeraWatt Technologyが資金調達
●TeraWatt Technology completes Series B funding to accelerate pilot production of its next-gen lithium-ion batteries.



【ファミマがLuupと資本業務提携の狙い】
投資先の電動キックボードシェアを提供するLuupは、ファミリーマートと資本業務提携契約を締結。今後、店頭を利用した電動キックボードのポート(置き場)を増やしていきます。その狙いとは?日経ビジネスの記事です。
●ファミマ、電動キックボードで「軒先ビジネス」本格展開


【寄付できるトイレ!?】

投資先のバカンが、トイレの使用回数に応じてNGO/NPOに寄付する「バカンサポーター制度」を開始しました。トイレ混雑抑止サービス「VACAN AirKnock Ads」を導入している施設でのトイレ利用回数に応じて、売り上げの一部を寄付するというものです。ITメディアで詳しく紹介されています。
●用を足せば足すほど寄付できる「トイレ」が登場、どういうこと?


【アッと言う間に自分の脳の輪切り画像】

投資先のSmart Scanが提供するスマート脳ドッグの体験レポートです。Smart Scanは「SmartCityX」をきっかけに、出光のサービスステーションで脳ドックを行う実証実験をスタート。現在は出光のサービスステーションネットワークを活用した全国各地でのサービス展開にも取り組んでいます。
●1万9250円で自分の脳の輪切り画像ゲット。スマート脳ドック受けてみた


【あらゆる粉を正確に量り取るロボット】

投資先のエクサウィザーズのAIを用いて粉を正確に量り取るロボット「Powder Weighing」がビジネスインサイダーで紹介されました。砂糖、塩、きなこなど、ものによって粒の細かさや凝縮性が異なる「粉」を、自社開発のAIプラットフォーム「exaBase」で解析、ロボットアームに取り付けたスコップで指定した量をすくうことができます。
●「食のロボット展」には未来があった。人とロボットの協働はここまできている:FOOMA JAPAN 2022


【料理の見た目も味もそのままに、柔らかく】
ギフモが開発する調理家電「デリソフター」がアスキーで紹介されました。デリソフターは、食べ物を見た目はそのまま、柔らかくする調理家電。高齢者や、咀嚼機能、誤嚥機能にハンデキャップを抱える人などが、そのままでは食べにくい料理を、やわらかく調理します。ギフモは、新規事業の創出促進を目的として、株式会社INCJと、パナソニック家電事業部門のアプライアンス社とスクラムベンチャーズとが共同で出資・運営する事業会社BeeEdgeのプロジェクトです。
●見た目も味もそのままに、柔らかさを変える調理家電「デリソフター」はなぜ生まれた
 
 
 

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