NBAチャンピオンKyle Kuzma選手がスクラムに参画した理由[Scrum June 2024 Newsletter]
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの5月のトピックをお送りします。
【GreenX Salon & Innovation Day 開催しました】
5月30日木曜日に脱炭素領域におけるグローバル事業共創プログラム「GreenX」のイベント「GreenX Salon & Innovation Day」を開催しました。Climate Techに関する知識や情報を共有し、Climate Tech分野でのイノベーションに取り組むスタートアップ・大企業・自治体・機関等の交流を深めることを目的として、約50名の方にご参加いただきました。
前半はスクラムメンバーより、Climate Techに関する最新トレンドや今後の展望にくわえ、CCUSとサステナブル素材に関するグローバルスタートアップについて解説。後半のパネルディスカッションでは、久保直嗣氏(AC Biode株式会社代表取締役社長)、杉本雅明氏(Elephantech株式会社 取締役Co-Founder)、浅野純平氏(株式会社森未来 代表取締役)の3名のパネリストが登壇。それぞれの立場から創業秘話を始め、事業共創にあたって大企業や自治体に求めることについて熱く語っていただきました。
スクラムでは引き続き、脱炭素領域におけるスタートアップ支援と大企業との事業共創に取り組んでまいります。ご関心のある方はぜひご連絡ください。
【Well-BeingX & AgeTechX Meetup! 開催しました】
5月14日火曜日にスタートアップと日本企業が事業開発を行うグローバル事業共創プログラム「Well-BeingX」「AgeTechX」の合同イベントを、博報堂本社内のUniversity of Creativityにて開催しました。関連領域のスタートアップ15社がデモブースを出展、また米国から参加のAbbie Richie氏が来場し、米シニアケア市場の最新テック事情を解説しました。
【NBAチャンピオンKyle Kuzma選手がスクラムに参画した理由】
スクラムベンチャーズのアドバイザーで現役NBA選手(Washington Wizards所属)のKyle Kuzma選手が、スクラムへの参画についてTechCrunchのインタビューにこたえました。きっかけとなったスクラムPartnerのMichael Promanのコメントも紹介されています。
●NBA champion Kyle Kuzma looks to bring his team mentality to Scrum Ventures
【Climate Tech領域の注目スタートアップ】
スクラムの島田が国内のカーボンクレジットに関する新たなガイドラインについて、Forbes Japanに寄稿しました。弊社が注目するシードステージのClimate Tech領域のスタートアップについても紹介しています。
●菌を増やして豊かな森林を、カンラン石でCO2回収 国内外で注目が集まる「GX」
【「Well-BeingX & AgeTechX 2024 Meetup!」レポート】
Dig-itによる「Well-BeingX & AgeTechX 2024 Meetup!」レポート記事です。Keynote、パネルディスカッションや、ピッチトーク、ブース出展など詳細にレポートいただきました。
●高齢化社会をテックで解決する!【Well-BeingX & AgeTechX 2024 Meetup!】
【Well-BeingX & AgeTechX 2024 Meetup!出展スタートアップ】
「Well-BeingX & AgeTechX 2024 Meetup!」出展スタートアップ Brelyon についてのMoguraVRによる体験レポートです。ヘッドセットを使わなくても、没入感のあるディスプレイ作りを目指しているBrelyonのディスプレイシステム「Ultra Reality Mini」を体験いただきました。
●ヘッドセットがなくても”省スペースで大画面”。Brelyonの新世代ディスプレイ「Ultra Reality Mini」を体験
【Grubmarketが、2年連続CNBC Disruptor 50 List入り】
投資先のGrubmarketが、2年連続でCNBCが選ぶ Disruptor 50 に選ばれました。オンデマンド生鮮食品デリバリーを運営するGrubMarketは、テクノロジーとデジタルの力を使って、米国のフードサプライチェーンを大きく変えていきます。
●GrubMarket Named to CNBC Disruptor 50 List for Second Consecutive Year
【世界を変えるロボットを開発するApptoronik】
投資先のApptronikが開発するロボットApolloが、米Fast Companyが選ぶ、世界を変えるアイディアアワードのファイナリストに選ばれました。AIを搭載した汎用ヒューマノイドロボットAppolloは、工場などの現場で人間と混在させて動かしても安全なため、導入にあたって現場を大幅に改造する必要がありません。物流や製造現場において、手作業で行われるさまざまな作業を担うことが可能なロボットです。
●For these 6 experimental concepts, the sky’s the limit
Apptronikが、日本経済新聞の「物流2024年問題」に関する記事でも紹介されました。
【Osso VRがTIME誌の「世界のトップEdTech企業」に選出】
投資先のVRを使った手術トレーニング&評価プラットフォームを提供するOsso VRは、TIME誌とStatistaによって2024年の「世界のトップEdTech企業」に選ばれました。今回の選出は、VRシミュレーションを通じて医療教育を進歩させ、複雑な手技を効果的に習得するための低リスクな環境を臨床医に対して提供している点が評価されました。
●Osso VR Named Amongst World’s Top EdTech Companies by TIME
【欧州のレゴランドがZippin、Aramark UKと無人レジ店舗を開設】
投資先の次世代の無人レジサービスを提供するZippinは、LEGOLAND Windsor Resortと提携し、テーマパーク内でヨーロッパ初となる無人レジ店舗をオープンしました。同社のチェックアウト不要なプラットフォームを導入することにより、総コストを3分の1程度に抑えることができるため、幅広い小売セグメントの顧客に利用されています。
●First theme park in Europe launches checkout-free store with Zippin and Aramark UK
【Earth AI、Kincora Copperが進める銅掘削にAIパートナーとして参画】
投資先のEarth AIが、Kincora Copperが進める豪ニューサウスウェールズ州の銅掘削プロジェクトに参画します。Earth AIは、電化とクリーンエネルギー移行に必要なクリティカルミネラル(重要鉱物)を、AIを駆使して見つけ出す鉱物探査技術を開発しています。コストを抑えながら、成功確率を向上させ、鉱物の検出から掘削までのプロセス&期間を大幅に削減しています。
●Kincora’s AI partner starts maiden copper drilling at Cundumbul
Earth AIのYouTubeチャンネルでは、AIを駆使してパラジウムを発掘するまでのドキュメンタリービデオ PALLADIUM が公開されています。
【世界を変えるアイディアアワード】
投資先の「ヘルシー」「サステナブル」な全く新しい食用油を開発している Zero Acre Farms が、米Fast Companyが選ぶ World Changing Ideas Award のファイナリストに選ばれました。
●12 projects that show how North American companies are creating positive change
Zero Acre Farmsは、人気ハンバーガーショップShake Shackでも採用されています。Zero Acre Farmsの油を使ったフライドポテトについてのレビュー記事です。
●We Tried The New Shake Shack Fries Cooked In Sugarcane Oil And It’s A Game-Changer
【ヴィーガンレザーの高級ハンドバッグ発表】
人気ハイブランドのカール・ラガーフェルドが、投資先のNFWが開発するMIRUMを使った新たなバッグを発表しました。MIRUMは、原料にプラスチックを全く使用していない100%植物由来のレザー代替素材です。
●Amber Valletta and Karl Lagerfeld Debut Sustainable Mirum Leather Bags: ‘Setting a New Standard’
【Most Innovative Companies in the automotive category】
投資先の自動運転シャトルを開発するMay Mobilityについての米Fast Companyの記事です。May Mobilityは、Fast Companyが選ぶ自動車カテゴリの最も革新的な企業にも選ばれています。
May MobilityのCPO(チーフ・プロダクト・オフィサー)と、ミシガン州のCMO(チーフ・モビリティ・オフィサー)の対談です。May Mobilityは、ミシガン州アナーバーで公共のシャトルサービスと福祉車両を運行しています。
●Public-Private Partnerships: Advancing the future of mobility and electrification
【アルガルバイオ、大阪・関西万博出展】
投資先のアルガルバイオが、2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン 「ウェルネスを実現するテクノロジーと空間」に出展します。各出展社は、「カラダの健康と美容を実現するオフィス」、「ココロとアタマの健康を目指したオフィス」の2つのサブテーマに分かれ、1週間ずつ展示を実施します。
●2025年大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン 「ウェルネスを実現するテクノロジーと空間」出展企業情報を公開
【BiPSEEのVRうつ病治療システムでうつ病治療における課題を解決】
投資先のBiPSEEのVRを活用した「VR(Virtual Reality)うつ病治療システム(仮称)(以下VRうつ病治療システム)」が、厚生労働省より「プログラム医療機器に係る優先的な審査等の対象品目」に指定されました。VRを用いたうつ病治療の実現に向けて、臨床試験や治験を更に進めていきます。
●BiPSEEのVRうつ病治療システム(仮)が「プログラム医療機器に係る優先的な審査等の対象品目」に指定、合わせて第二種医療機器製造販売業を取得
【帰国子女の人格を宿したAI採用広報インターン「Maki」】
投資先のEQ特化型LLMを開発しているSpiral.AIが、帰国子女の人格を宿したAI採用広報インターン「Maki」をリリースしました。MakiとはLINEで会話することが可能で、多くの人と会話するほど成長していきます。同社は、自然な対話ができるAIキャラクターの作成や管理を誰でも簡単にできるプラットフォーム「TwinRoom」を提供しています。
●EQ特化型LLM開発のAIスタートアップ「Spiral.AI」、帰国子女の人格を宿したAI採用広報インターン「Maki」が入社しました!
【スタートアップを夫婦で経営】
投資先の頭痛治療用アプリを開発するヘッジホッグ・メドテックのCEO川田氏とCFO石坂氏が、Forbes Japanのインタビューにこたえました。医師であり、医療IT分野に携わってきたCEOの川田氏、モルガン・スタンレーとスタートアップのFOLIOでファイナンスや組織運営を経験してきたCFOの石坂氏の夫婦創業について。
【アプリで簡単!米国株売買できる投資サービス】
投資先のスマートフォン専業証券のブルーモ証券がサービススタートしました。利用者が設定したポートフォリオに基づき、自動で米国株を売買する投資サービスです。著名投資家のポートフォリオをまねする機能も。日本経済新聞やテレビ朝日「グッド!モーニング」、アスキーなど多くのメディアで紹介されました。
●著名投資家の資産配分で米国株を自動売買 ブルーモ証券 [日本経済新聞]
●“著名投資家のマネ”して投資 アメリカ株をアプリで運用 新サービスがスタート【知ってもっと】[グッド!モーニング]
●利用者の6割がミレニアル・Z世代。金融業界の常識を覆す資産運用アプリ「Bloomo」[アスキー]
【39カ国に流通市場を拡大するTYPICA】
投資先のTYPICAが、J-Net21の「あすのユニコーンたち」で紹介されました。TYPICAは、コーヒー産地と各地のコーヒーショップや焙煎所(ロースター)が直接取引できるダイレクトトレードの仕組みを構築し、何段階もの流通過程を省くことで、産地・購入者双方にとって適正な価格での取引を実現させています。