汎用人型ロボット、AI鉱物探査技術に投資しました [Scrum May 2024 Newsletter]
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの4月のトピックをお送りします。
AIを搭載した汎用ヒューマノイドロボット「アポロ」を開発・商品化しているApptronikに投資しました。二足歩行が可能なアポロは、工場などの現場で人間と混在させて動かしても安全なため、導入にあたって現場を大幅に改造する必要がありません。物流や製造現場において、手作業で行われるさまざまな作業を担うことが可能なロボットです。
【アドバイザーとして現役NBA選手のKyle Kuzma氏が参画】
Scrum Venturesのアドバイザーに現役NBA選手(Washington Wizards所属)のKyle Kuzma選手が参画しました。長友佑都選手に続き、現役アスリートの参画は2人目です。米スポーツメディアSporticoで紹介されました。
【会員とともに作り上げるランニングブランド】
ランニングに特化した投資先の次世代パフォーマンス・ライフスタイル・アパレル・ブランド「Bandit」にスクラムが投資した理由についてブログを更新しました。USチームPartnerであるMichael Promanの翻訳記事です。
【スクラムの宮田がThe informationの取材にこたえました】
日本政府の海外VCへの出資について、米The informationの取材にこたえました。日本のスタートアップ投資がさらに盛り上がり、日本発のユニコーン企業が増える未来についてコメントしました。
●Japan’s New Appetite for Risk Lures Venture Investors to Tokyo
【技術革新と投資マネー流入による追い風で盛り上がるLongevity】
日経ビジネスの記事で、米国における「不老長寿」関連の盛り上がりについて、スクラムスタジオの渡部がコメントしました。
【TIME誌が選ぶTop Greentech Companies 2024】
投資先のNatural Fiber Welding(NFW)が、TIME誌が選ぶ「Top Greentech Companies 2024」に選ばれました。NFWは、プラスチックや石油化学製品を使用しない、持続可能で高機能な素材や生地を開発しており、ラルフローレン、Allbirds、BMWなど多くの有名ブランドで採用されています。
【投資先のFeverが日本経済新聞で紹介されました】
ライブ・エンタテイメント・ディスカバリー・プラットフォームFeverは世界180都市でサービスを提供しているユニコーン企業です。データドリブンな手法でオリジナルイベントも数多く企画しており、没入型の展示会、インタラクティブな劇場体験などをプロデュースしています。スクラムスタジオが日本における展開を全面支援しています。
【DTCランジェリーThirdLoveがNeiman Marcusと提携】
投資先のThirdLoveが、米百貨店チェーンのNeiman Marcusとのパートナーシップを発表しました。ThirdLoveの下着が、Neiman Marcusでも購入可能になります。
●ThirdLove partners with Neiman Marcus
【Apptronikの人型ロボット、メルセデスの工場に導入】
投資先のApptronikが開発するAIを搭載した汎用ヒューマノイドロボット「アポロ」はメルセデス・ベンツの工場にも試験導入されています。アポロの商用利用に向けては、米航空宇宙局(NASA)も協力しています。
●メルセデス・ベンツ、Apptronikの人型ロボット「Apollo」を工場で試験運用
また日本経済新聞の「ヒト型ロボット」に関する記事でもApptronikが紹介されました。
【Osso VRがApple Vision Proにも対応】
投資先のOsso VRがApple Vision Proにも対応しました。Osso VRは、VRで医療技術を学ぶための手術トレーニング&評価のプラットフォームを提供しています。
●Osso VR launches surgical training app for Apple Vision Pro
【AIの活用によりコスト、スケジュールを大幅削減】
投資先のEarth AIについて、Not Boring CapitalのPacky McCormick氏による詳細な解説記事です。Earth AI は、電化とクリーンエネルギー移行に必要なクリティカルミネラル(重要鉱物)を、AIを駆使して見つけ出す鉱物探査技術を開発しています。
●Earth AI – Vertically-Integrated Exploration for an Abundant Future
【Stellar Sleepが、Fitbit、Oura Ring、Apple Healthとの連携強化】
投資先の睡眠改善クリニック(オンライン)Stellar Sleepが、Fitbit、Oura Ring、Apple Healthとの連携機能を追加しました。Stellar Sleep は、実際の睡眠データを元に、不眠に悩むユーザーに認知療法を提供しています。表面的なアドバイスではなく、実際に行動できる内容で、不眠の解消を促します。
【食料品サプライチェーン産業向けAI】
投資先のGrubmarketが、食料品サプライチェーン産業向けAIのGrubAssitをリリースしました。これまで蓄積してきた食料品の生産、販売、価格、天候などの膨大なデータを、生鮮食品に関わるビジネス向けのAIソリューションとして提供します。GrubMarketは、テクノロジーとデジタルの力を使って、米国のフードサプライチェーンを大きく変えていきます。
【次世代電池の量産と商用化TeraWattに業界エキスパートが参画】
投資先のTeraWatt Technologyが新たに雨堤徹氏、疋田理氏、山口豪氏、山田淳夫氏の4名を外部アドバイザーとして迎え入れました。TeraWatt Technologyは「持続可能な社会の為、全ての電動化を」をミッションに、既存のリチウムイオン電池よりも大幅に軽く・小さく・パワフルで安全に駆動可能な次世代リチウムイオン電池の開発を行い、その商用化を目指しています。豊富な経験をもち業界に精通している外部アドバイザーを迎え、ミッション実現に向けて更なる事業開発の加速を目指します。
・Amaz consulting 代表 雨堤徹氏
・IP Strategist 代表および元TDK執行役員 疋田理氏
・元日産自動車副社長 山口豪氏
・東京大学工学系研究科教授 山田淳夫氏
●TeraWatt Technologyの外部アドバイザーに4名の業界エキスパートが就任
【京王プラザホテルにもバカン】
京王プラザホテルが、投資先の混雑抑制プラットフォーム「VACAN(バカン)」を導入しました。ホテル内の店舗の混雑状況やマップ情報、周辺情報を施設内のデジタルサイネージにて提供し、混雑情報の可視化や目的の店舗までのルート案内の自動化を実現します。
●京王プラザホテル、混雑抑制プラットフォーム「VACAN」を導入し利用者の利便性を向上
【アルガルバイオがAPAC Cleantech 25に選出】
投資先のアルガルバイオが、2024 APAC Cleantech 25が選ぶ注目のスタートアップに選ばれました。5〜10年間にClean Tech領域の発展に大きく寄与する可能性があるスタートアップが選ばれるものです。
【LUUP、横浜エリア拡大】
投資先の電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」の電動アシスト自転車が、神奈川県横浜エリアでも利用可能になりました。約100台を提供し、日々の移動手段としての活用を図ります。
●LUUP、横浜エリアで電動アシスト自転車を100台導入 – 日常的な移動手段に
【LUUP、物流センターへの設置で「2024年問題」解決に貢献】
東京流通センター(TRC)の構内敷地に、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のポートを設置します。物流センターへの設置は初で、従業員の移動の効率化による物流の「2024年問題」解決への貢献を目指します。インプレスの記事です。