今週の注目5社:在宅介護プラットフォーム / OKR管理プラットフォーム / 配送付きレンタカー / 芝生ケアD2C / 気候変動モニタリング衛星

October 20, 2021 by Scrum Funding News

一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。

1.「在宅介護プラットフォーム」Honor Technology

[Service/介護] Honor Technology
Series E ($370M) Andreessen Horowitz, Baillie Gifford & Co., FMZ Ventures, Lighthouse Partners, Lori Hogan, Paul Hogan, Prosus Ventures, Rock Springs Capital, T. Rowe Price, Thrive Capital, and TriplePoint Capital, Perceptive Advisors

シニア向けの在宅介護プラットフォーム。

独立した在宅介護事業者向けに、介護士の採用および研修、訪問スケジュールなどを一元管理できるプラットフォームを提供。また、在宅介護を必要とするエンドユーザーは当アプリを通じて、プロの介護士に依頼することができる。コロナ禍での在宅介護の需要の高まりに加え、2021年8月にはグローバル在宅介護サービスを展開する「Home Instead」社を買収し、毎月10万人以上の高齢者にサービスを提供している。今回の資金調達によるバリュエーションは$1.25Bと、ユニコーン企業の仲間入り。

2014年創業、本社はサンフランシスコ。Andreessen Horowitz等から今回調達した$370Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

2.「OKR管理プラットフォーム」Ally

[SaaS/OKR] Ally
NA by Microsoft

OKR管理のためのプラットフォーム。

企業の戦略的目標および成果をチームや個人と整合させる目標管理手法であるOKR(Objective and Key Results)の計画・トラッキング・スコアリングを一箇所で行うことができるプラットフォーム。2018年のサービス開始以来、80カ国以上で1000社を超えるテック、製造、金融、ヘルスケア企業などに導入されている。Microsoftは今回の買収を通じ、従業員体験プラットフォーム「Microsoft Viva」の新しいモジュールにOKR機能を追加する予定という。

2018年創業、本社はシアトル。今回Microsoftに買収されたが、買収金額などの詳細は非公表。

3.「配送付きレンタカー」Kyte

[App/モビリティ] Kyte
Series A ($30M) 1984 Ventures, Amplo, DN Capital, FundersClub, Moving Capital, Park West Asset Management, Rosecliff Ventures, Seraph Group, Sterling Road, Undisclosed Angel Investors, Unpopular Ventures, and Urban Innovation Fund

レンタカーを自宅まで届けてくれるサービス。

ユーザーはKyteのアプリを通じてレンタカーを予約すると、リクエストした場所(自宅など)までレンタカーを届けてくれるサービス。返却時も同様に「Kyte Surfer」と呼ばれるギグワーカーがピックアップに来てくれ、給油して返却してくれるため、ユーザーは煩わしい作業なしでレンタカーを自宅にいながら借りることが可能。現在、全米の主要10都市でサービスを展開している。

2019年創業、本社はサンフランシスコ。Sterling Road等から今回調達した$30Mは、全米へのサービス拡大に活用する予定。

4.「芝生ケアD2C」Sunday

[Service/芝生ケア] Sunday
Series C ($50M) Bond, Forerunner Ventures, Sequoia Capital, and Tusk Ventures

パーソナライズされた芝生ケア用品が届けられるD2Cサービス。

自宅の住所を登録するだけで天候や衛星写真データから土壌の特性を把握し、さらに顧客から送られる土壌サンプルを分析することで、それぞれの芝生に適した配合の芝生ケア製品を送付してくれる。サブスクリプションモデルで価格は$79〜。また、環境汚染にも繋がる化学物質を含む従来の芝生ケア製品と異なり、大豆タンパク質や海藻など自然環境に優しい成分で構成されている。

2019年創業、本社はボルダー(コロラド州)。Sequoia Capital等から今回調達した$50Mは、新製品の開発に活用する予定。

5.「気候変動モニタリング衛星」Muon Space

[HW/宇宙] Muon Space
Seed VC ($10M) Climactic, Congruent Ventures, Costanoa Ventures, South Park Commons, Space Capital, and Ubiquity Ventures

気候変動対策のための衛星コンステレーションシステム。

衛星コンステレーションシステムを通じたリモートセンシング技術を利用し、地球上の大気、海洋、および地上に関する気候変動データを収集・モニタリングするプラットフォーム。収集したデータを分析し、気候変動対策のための予測モデルも提供。Googleに加え、大手気象情報会社「Tomorrow.io」とも戦略的提携を結んでいる。

2021年創業、本社はマウンテンビュー(カリフォルニア州)。Costanoa Ventures等から今回調達した$10Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

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