今週の注目5社:フードデリバリー / ペット向け長寿薬 / 無人航空機 / 救急センター情報統合 / 駐車場運営

April 5, 2024 今週の注目スタートアップ

一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。

1.「フードデリバリー」Wonder

カテゴリ:Service/フードテック
ラウンド:Series B ($700M)
主な投資家:Accel, Alpine Investors, American Express Ventures, Bain Capital Ventures, CAZ Investments, Dragoneer Investment Group, Forerunner Ventures, Fubon Venture Capital, Google Ventures, Harmony Capital, Jefferies, Kuvare Asset Management, Marc Lore, Nestle, New Enterprise Associates, Red & Blue Ventures, Watar Partners

フードデリバリーサービス。

アプリで注文すると有名レストランの料理が自宅まで届けられるフードデリバリーサービス。有名シェフと提携してWonder向けの特別メニューを開発し、各店舗30種類のメニューが用意されている。以前はフードトラックで出来立ての料理を届けていたが実店舗展開に切り替え、店舗での受け取りや店内飲食も可能。2025年末までに90店舗に拡大予定という。「Jet.com」などを創業し、WalmartでEC部門の幹部だったシリアルアントレプレナーのMarc Loreが創業したスタートアップ。

2020年創業、本社はニューヨーク。Accel等から今回調達した$700Mは、サービスエリアの拡大に活用する予定。

2.「ペット向け長寿薬」Loyal

カテゴリ:Biotechnology/ペット
ラウンド:Series B ($45M)
主な投資家:Bain Capital Ventures, BoxGroup, Collaborative Fund, First Round Capital, Khosla Ventures, Quiet Capital, Todd & Rahul Angel Fund, Valor Equity Partners

犬向け長寿(延命)薬の開発。

犬がより長く健康に生きるための長寿薬の開発を目指すバイオテックスタートアップ。老化の根本的なメカニズムを解明し、多くの加齢に関連した病気の発症を予防、遅らせることで高齢になっても健康的な生活を維持できるという。大型犬やシニア犬の健康寿命を延ばすために3種類の薬剤を現在開発中で、2025年のローンチを目指している。

2015年創業、本社はサンフランシスコ。Bain Capital Ventures等から今回調達した$45Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

3.「無人航空機」Firestorm

カテゴリ:HW/防衛
ラウンド:Seed VC-II ($12.5M)
主な投資家:Lockheed Martin Ventures, 645 Ventures, Backswing Ventures, Beyond Capital, Bravo Victor Venture Capital, Cubit Capital, Decisive Point, Feld Ventures, IronGate Capital Advisors, Marquee Ventures, Overmatch Ventures, Red Cat Holdings, Silent Ventures, The Veteran Fund

無人航空機(UAV)システムの開発。

3Dプリンターを活用し、小型ドローンなどの戦場の最前線で利用可能な無人航空機システムを開発するディフェンステックスタートアップ。「xCell」と呼ばれ移動可能なコンテナほどの大きさのドローン製造工場で、特定の任務に特化したドローンを数週間ではなく数時間で最前線に送り込むことを可能にするという。すでに米国国防総省とさまざまな契約を締結している。

2022年創業、本社はサンディエゴ。Lockheed Martin Ventures等から今回調達した$12.5Mは、チームおよび製造設備の拡大に活用する予定。

4.「救急センター情報統合」Carbyne

カテゴリ:SaaS/政府
ラウンド:Series C-II (NA)
主な投資家:AT&T Ventures, David Petraeus, GMR Holdings, General Global Capital, Hanaco Ventures, Material V, Socium Ventures

救急センター向けの情報統合クラウドプラットフォーム。

911との音声通話や現場映像、ロケーション情報など、様々なデータを一元管理し、使いやすいインターフェースで救急センターのDX化を推進するGovTech(ガブテック)スタートアップ。AIベースのリアルタイム通話(音声)翻訳や対応の優先順位付け機能なども搭載され、電話応対者は緊急事態に効率的に対処できる。元CIA長官のDavid Petraeusも出資者に名を連ねている。

2014年創業、本社はニューヨーク。AT&T Ventures等から今回調達した資金は、引き続き製品開発に活用する予定。

5.「駐車場運営」ParkHub

カテゴリ:SaaS/駐車場
ラウンド:Growth Equity-II (N/A)
主な投資家:FTV Capital, LLR Partners

駐車場運営を効率化するプラットフォーム。

駐車場をオンラインで検索・予約したり、決済できるオールインワンプラットフォームを開発するモビリティスタートアップ。駐車場の稼働率や売上高などのパフォーマンスに関するリアルタイムのデータ分析レポートや非接触型の決済ソリューションなども提供する。すでにスタジアムなどのイベント会場および大学、商業施設などの駐車場に導入されている。

2010年創業、本社はテキサス州ダラス。LLR Partners等から今回調達した資金は、サービスエリアの拡大に活用する予定。

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