今週の注目5社:ソーシャルショッピング / 黒人向けヘアケアD2C / 黒人ラテン向けデジタル銀行 / デジタル貨物ドロップ / ドライバー管理SaaS

April 5, 2021 by Scrum Funding News
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一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白い米国のスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「ソーシャルショッピング」Chums

[App/コマース] Chums
Seed-II ($3.63M) Y Combinator, Ludlow Ventures, Fuel Capital, Contrary Capital, and Shrug Capital

おすすめ商品を提案したり聞いたりできるソーシャルショッピングアプリ。

ユーザーは購入したい商品カテゴリーをフォローしたり、友人のニーズに合う商品を互いに提案したりできるソーシャル機能を持つ。商品カテゴリーは家具やクレジットカード、ガジェットなど多岐に渡る。ユーザーがアプリを通じて商品を購入した場合、提案した友人にチップを贈ることができる機能も近日リリース予定。アプリはリリースされてまだ1ヶ月程度だが、Y Combinator2021冬のバッチに参加。

2020年創業、本社はニューヨーク。Y Combinator等から今回調達した$3.63Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

2.「黒人向けヘアケアD2C」Sunday II Sunday

[Commerce/ヘアケア] Sunday II Sunday
Series A ($4.2M) Johnson & Johnson Innovation, Symrise, and Ignite Venture Studio

黒人女性向けのヘアケア商品のオンライン販売。

頭皮を落ち着かせかゆみや炎症を軽減する天然成分を配合したヘアケア商品を開発。日常的なエクササイズによる汗など、髪の汚れを落とし頭皮の水分バランスを整えたい黒人女性が主なターゲット。価格は頭皮用美容液が$28〜、ヘアスプレーが$31〜。2020年のローンチ以降、月平均成長率は23%で成長中。今後は小売店舗での販売にも拡大予定という。

2020年創業、本社はニューヨーク。Ignite Venture Studio等から今回調達した$4.2Mは、製品開発に活用する予定。

3.「黒人ラテン向けデジタル銀行」Greenwood

[Service/金融] Greenwood
Series A ($40M) Lightspeed Venture Partners, J.P. Morgan Chase & Co., Bank of America, PNC Financial Services Group, SoftBank Group, MasterCard, Visa, TTV Capital, FIS, Wells Fargo & Company, Truist Ventures, Jesse Williams, and Quality Control

黒人やラテン系アメリカ人向けのデジタル銀行サービス。

当座貸越手数料がかからないだけでなく、口座開設の度に食料問題に取り組む「Goodr」を通じて5人分の食事が寄付されたり、毎月$10,000が黒人またはラテン系アメリカ人の中小企業経営者に提供されるなど、コミュニティ支援に重点を置いている。まだローンチ前だが、すでに50万人以上が口座開設のためにアカウントを登録済みという。Bank of Americaなどアメリカ大手7銀行の内6行と、MasterCard, Visaの2大決済サービスが出資する注目フィンテック。

2020年創業、本社はアトランタ。Lightspeed Venture Partners等から今回調達した$40Mは、サービスの拡大に活用する予定。

4.「デジタル貨物ドロップ」Baton Trucking

[Service/物流] Baton Trucking
Series A ($10.5M) Lineage Logistics, 8VC, Maersk Growth, Prologis Ventures, Ryder Ventures, Jett McCandless, Shoaib Makani, John Larkin, and Trace Haggard

長距離トラック輸送の効率化を目的とした物流プラットフォーム。

集荷と配送が24時間年中無休で行える「ドロップゾーン」と呼ばれる配送拠点を新たに開設。長距離トラックはトレーラーを切り離し、あとはBatonが提携するローカルドライバーが荷物を目的地まで配送してくれる。APIを介してトラック、ドロップゾーン、倉庫、ローカルドライバーを調整するための物流管理プラットフォームも開発。ロサンゼルスに加え、今後1年半以内にアトランタ、シカゴ、ダラスにサービスエリアを拡大予定。8VCのインキュベータープログラム出身。

2019年創業、本社はサンフランシスコ。8VC等から今回調達した$10.5Mは、サービスエリアの拡大に活用する予定。

5.「ドライバー管理SaaS」Idelic

[SaaS/物流] Idelic
Series B ($20M) Highland Capital Partners, Origin Ventures, Birchmere Ventures, and Undisclosed Investors

AIを活用したドライバー管理プラットフォーム。

機械学習を使用してドライバーのフリートデータ(車両走行ログ)を分析、スコア化し、リスクの高いドライバーを特定するだけでなく、パフォーマンス改善計画もモニタリングできるドライバー管理プラットフォーム。すべてのサードパーティのフリートシステムを1つのプラットフォームに統合可能。ドライバーの安全に加え、離職率を減らし、保険費用も削減できるという。

2016年創業、本社はピッツバーグ。Highland Capital Partners等から今回調達した$20Mは、チームの拡大に活用する予定。

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