デジタルツインが日常に / スポーツテック5大トレンド [Scrum Ventures June 2020 Newsletter]

注目スタートアップ情報

スクラムベンチャーズのブログでは毎週、直近で資金調達したスタートアップから5社セレクトして注目スタートアップを紹介しています。

★注目Startup★仮想スポーツリーグ Sleeper



仮想スポーツリーグが楽しめるゲームアプリ。NFLやNBAのプロスポーツ球団をベースに仮想プロスポーツリーグを開催。ユーザーはオリジナルのチームを作ったり、リアルタイムで友達や家族とコミュニケーションを取りながら一緒に楽しむことが可能。直近では、仮想eSportsリーグ「LoL（League of Legends）」も開始。すでにアクティブユーザーは100万人以上（昨年対比700%成長）。北米、ヨーロッパ、韓国、ブラジル、ベトナムなどに展開。NBAプレーヤーのBaron DavisやNFLプレーヤーのJuJu Smith-Schusterをはじめとするプロスポーツ選手も出資。

2015年創業、本社はサンフランシスコ。Andreessen Horowitz等から今回調達した$20Mは、新サービスの開発に活用する予定。

先月は、仮想スポーツリーグ / 音声SNS / Bitcoinリワード / 奨学金アプリ / GIF動画 /  暗号化チャット / トイレットペーパーD2C / デジタル治療アプリ / 求人プラットフォーム / 電動スクーターシェア / スマートコンタクトレンズ / 自動掃除ロボット / 食品デリバリー / 医療データAPI / UIデザインツール / デジタルホワイトボード / 医師版LinkedIn / ナレッジ検索 / リモート研修 / XRディスプレイ について紹介しました。詳しくはスクラムベンチャーズのブログをご覧ください。 

Scrum in the news!

【ヘルスケアスタートアップレポート、日経バイオテクでもご紹介いただきました】
米国を中心とした主要なヘルスケア関連のスタートアップ178社をまとめたヘルスケアスタートアップレポートについて、日経バイオテクでもご紹介いただきました。DNAを活用した予防、遠隔医療、治療＆診療デバイス、創薬、メンタルヘルス、保険からフィットネス関連のスタートアップまで、ヘルスケア分野のスタートアップを網羅的に把握いただけるレポートです。サンプルも用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

●スクラムベンチャーズ、米国のヘルスケア関連スタートアップを網羅したリポートを発売 [日経バイオテク]

【Zoom以外も続々、リモートワークに便利なスタートアップ】
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが広がる中、Zoomなどを活用したオンライン会議が日本でも人気となっています。今月は、テクノロジーでリモートワークを支える企業や、オンラインイベントを推進するスタートアップを紹介します。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。

●対Zoomのビデオ会議サービス、XR使った従業員教育 [寄稿記事, 日経産業新聞, 5/7]

【米スーパーの非接触対策あれこれ】
サンフランシスコ・ベイエリアのスーパーやレストランの非接触対策について、三浦が日経MJに寄稿しました。レストラン予約サイトの「オープンテーブル」はスーパーの買い物の時間を予約できるサービスもスタートしています。

●非接触に知恵絞るスーパー　買い物時間の予約サービスも[寄稿記事, 日経MJ, 4/10] 

Scrum Portfolio in the news!

【ソーシャルディスタンスを考慮した空席判定を搭載】
投資先のバカンは、店の混雑状況や待ち人数をリアルタイムに確認できるWebサービス「VACAN(バカン)」に、飲食店向けの社会的距離（ソーシャルディスタンス）を考慮に入れた空席情報の自動判定を追加しました。サービス利用者は飲食店に行く前に空席情報を確認し、店を選ぶことができます。バカンでは、5月8日より加盟店の一般募集を開始。一定の条件で10月まで無償で利用できるプランも用意しています。

●飲食店内の社会的距離を考慮した空席情報をリアルタイム配信。バカン [ImpressWatch, 5/11]

【会社へのコロナ影響年末まで33.8％】
投資先のエクサウィザーズが実施した、同社が運営する「exaCommunity（エクサコミュニティ）」のオンラインAIセミナー参加企業を対象にした新型コロナに関するアンケート結果です。コロナの影響がどの程度続くかとの質問に対して、21年以降（今後1年以上）影響が続くと回答した人が全体の59.9％を占めており、Withコロナは長期戦になるとの認識が広まっていることがわかりました。週間BCNで紹介されています。

●会社へのコロナ影響年末まで33.8％、エクサウィザーズがアンケート [週刊BCN+, 5/13]

【高齢社会2.0、科学的な介護で高齢者のQOL向上に挑む】
朝日新聞の連載「高齢社会2.0」で投資先のエクサウィザーズが紹介されました。エクサウィザーズは、スキルの高い介護従事者が作業する様子を撮影し、動きなどを解析することで、他の介護従事者が同様のテクニックをどこにいても学べるソフトの開発を行っています。

●コーチングAIを活用し介護のスペシャリスト養成　女優・いとうまい子さんともコラボ
【テクノロジーが変える暮らし（9）エクサウィザーズ】科学的な介護で高齢者のQOL向上に挑む [朝日新聞 Reライフ.net, 5/8]

【これからの時代の自動車販売】
カーディーラー向けのオールインワンソフトウェアを提供している投資先のProdigyが、未来の自動車販売の形としてビジネスニュース放送局CNBC、ニュースチャンネルFoxビジネスで紹介されました。Prodigyは、自動車購入に関連する煩雑なペーパーワークなど、全てのプロセスをデジタル化し、急成長しています。ポストコロナの新たな自動車販売の仕方として注目されています。

●Here’s what the future of car sales could look like after Covid-19 [CNBC, 5/6]
●Car buying platform allows custom online purchases [Fox Business, 5/1]

【ロックダウンで変わるライブ音楽】
投資先のライブビデオ配信プラットフォームを運営するMaestroが、Varietyで紹介されています。ロックダウンで大きく変わるライブ音楽の形。ストリーミング配信はさらに活発になることが予想されますが、ストリーミングにも複数のパターンがあることについて、CEOのAri Evansが説明しています。

●What’s Next for Lockdown Live Music? Pay-Per-View Tours, Crowdless Concerts, Virtual Merch and More [Variety, 5/7]

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