変わり続ける世界のスタートアップエコシステム [Scrum Ventures June 2022 Newsletter]

June 3, 2022
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの5月のトピックをお届けします。

【『Well-BeingX』事業構想に向けて、11社のスタートアップを早期採択】
一人ひとりのニーズに応じた「多様なウェルビーイングの実現」をテーマに世界中のスタートアップと連携・事業共創を行うグローバル・オープンイノベーション・プログラム『Well-BeingX』。3月8日の募集開始以降、国内外のスタートアップから積極的な応募をいただきました。「Well-BeiingX」のプロジェクト運営を加速・深化するため、ご応募いただいたスタートアップのうち、特に優れた11社(5ヵ国、5カテゴリ)を早期採択いたしました。詳しくはウェブサイトにて↓日経ビヨンドヘルスでも紹介されました。

●グローバル・オープンイノベーション・プログラム『Well-BeingX』、ウェルビーイング関連の事業構想に向けて、11社のスタートアップを早期採択




Scrum in the news!

【変わり続ける世界のスタートアップエコシステム】
スタートアップを支援する立場であるベンチャーキャピタル(VC)業界は今、大きな変化の波にさらされています。「新しい投資家層」「未公開株クラウド投資」など新たな動きについて、宮田の日経産業新聞への寄稿記事です。
●VCも淘汰の時代へ


【イネーブリング・ファクターが促すWell-beingと人間中心の社会】

宮田が、横浜オープンイノベーションプロジェクトのキックオフイベントに参加しました。「イネーブリング・ファクターが促すWell-beingと人間中心の社会」をテーマに横浜市立大学の武部貴則特別教授と特別対談しました。イベントレポートがTOMORUBAで更新されています。
●横浜に事業所を置く大企業の新規事業担当者が集結!―「大学のスター研究者を中心とした実践的なつながり」から新たな価値の創出を目指す【横浜オープンイノベーション・プロジェクト】のキックオフイベントを密着レポート!


【医療費の高騰を防ぐ、ヘルステック】

高齢化社会の進展に伴う医療費の高騰が問題となる中、予防医療や食事療法などヘルステックへの投資が加速している。今月はリモートによる患者のモニタリングや、唾液を活用した診断センサーなど「ヘルステック」に関連するスタートアップを紹介する。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。
●医療費の高騰を防ぐ、ヘルステック




Scrum Portfolio in the news!

【2022 Entrepreneurial Company of The Year: Noom】
投資先のNoomが、北カリフォルニア・ハーバードビジネススクールアソシエーションが選ぶ「2022年のスタートアップ」に選ばれました。この賞は1979年から続くもので、過去にはAppleやFacebookなども選ばれています。今年は41年目でNoomと創業者のSaeju Jeong氏が選ばれました。
●2022 Entrepreneurial Company of The Year: Noom


【Osso VR、人間だけでなくペットの手術にも】

投資先のOsso VRの技術が、人間だけでなくペット領域にも広がります。Osso VRは、高度なバーチャルリアリティ(VR)で医療技術を学ぶための手術トレーニング&評価のプラットフォーム。今回、獣医向けトレーニングサービスを運営するOrthomedとのパートナーシップにより、まずは犬の手術トレーニングに導入されます。
●Orthomed & Osso Bringing VR Surgery Training To Animal Health Market


【投資先のScentbirdがブランドイメージ刷新】

香水サブスクサービスを運営するScentbirdが、ブランドイメージを刷新しました。ユーザー1人1人が香りで自己表現できるようにという願いを込め、よりニュートラルで洗練されたイメージに仕上がっています。合わせて、新たにキャンドルのサブスクサービスを始めることを発表しました。
●Scentbird Rebrands With New Look, to Test Expansion Into Candles


【GrubMarket、南米にもサービス拡大】

投資先のオンライン生鮮食品デリバリーを運営するGrubMarketが、南米にもサービスを拡大します。今回、アルゼンチンを拠点としフルーツの輸出入を行うグローバル企業のSalix Fruitsを傘下におさめました。
●GrubMarket Expands Into South America through the Acquisition of Salix Fruits


【車椅子でも乗れる自動運転シャトル】

投資先の自動運転シャトルを開発するMay Mobilityが、BraunAbilityとパートナーシップを組み、車椅子でも乗りやすい自動運転シャトルを開発します。May Mobilityは米国テキサス州、ミシガン州、インディアナ州に加え、日本の広島県でも運行しています。TechCrunchで紹介されました。
●May Mobility has wheelchair-accessible autonomous shuttles 


【投資先のFOODCODEが約4億円の資金調達】

アプリでしか買えないカレー「TOKYO MIX CURRY」を運営する投資先のFOODCODEが約4億円の資金調達を実施しました。スクラムベンチャーズもこのラウンドに参加しています。日本経済新聞で紹介されました。
●ハウス食品、TOKYO MIX CURRY運営会社に出資


【避難所難民の問題、バカンで解決】

新型コロナウイルスの感染症対策「3密回避」で、災害時の避難所の定員が減り、避難所難民が多発。問題になっている。その回避策として導入され始めているのが、飲食店などの混雑状況を端末で把握するサービスだ。避難所向けに転用した新サービスを使う自治体は214に上る。投資先のバカンが日経クロステックで紹介されました。
●避難所の空きが分かる新サービス 「避難所難民」の回避に一役


【ガソリンスタンドでも脳ドック】
脳ドックサービスを展開する投資先のスマートスキャンが、山口県山陽小野田市のセルフ高千帆サービスステーションでも受けられるようになります。出光興産との取り組みです。
●全国初、給油所で脳ドック 検診車活用 地域医療の充実目指す


【晴れた日のLUUPは最高に気持ちいい】

投資先の電動キックボードが@DIMEで紹介されています。2020年5月のサービス開始時は50か所だったものが、現在のポート数は1100超。運転が気持ちよい季節になりました。
●電動キックボード「LUUP」で通勤したら最高に気持ちよかった話


【研究開発期間の短縮にSUPWATの機械学習ツールを導入】
包装資材を製造・販売するリュウグウが、研究開発期間を短縮するために、投資先のSUPWATの機械学習ツール「WALL」を導入しました。研究開発や設計、生産領域のデータを元に機械学習を実施し、パラメータの最適化や材料選定、影響度分析を可能にします。インプレス・デジタルクロスで紹介されました。
●包装資材のリュウグウ、研究開発期間の短縮に向け機械学習ツールを導入


【AIの民主化を実現】

投資先のエクサウィザーズが、AI/DX(デジタルトランスフォーメーション)ソフトウェアを顧客が内製し、運営することを可能にする開発環境「exaBase Studio」を発表しました。わかりやすいUIで、開発の煩雑な手順をオートメーション化することで開発プロセスを大きく変え、AIの民主化を実現します。BizZineで紹介されました。
●エクサウィザーズ、内製主導のAIソフト開発を支援する「exaBase Studio」を発表

 

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