今週の注目5社: モバイル公証人 / 高校生向け匿名メッセージ / スマホ就職センター / AIアシスタント / YouTube for VR

February 8, 2016 by Scrum Funding News
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今週も一週間の資金調達のニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「モバイル公証人」Notarize

020802[App/認証] Notarize
Seed VC ($2.4M) Ludlow Ventures and Polaris Partners

全てモバイル経由で、公証人による書類の認証が行えるサービス。

2011年にVirginia州で成立した電子公証(テレビ電話による認証)の法律を活用し、各種書類の提出、確認等を全てモバイル経由で行い、Virginiaにいる公証人がビデオ越しに認証を行うというサービス。

$30B市場の公証人サービスであるが、未だに多くの人が公証人役場で長い列を作っているのが現状だという。通常は$50-150かかる認証費用が、一回あたり$25。

2.「高校生向け匿名メッセージ」AfterSchool

020803[App/コミュニケーション] AfterSchool
Series A ($16.4M) Accomplice, Cowboy Ventures, Naval Ravikant

匿名でいろいろな投稿ができる高校生向けメッセージアプリ。

いろいろな議論を呼びながらも、昨年一気に普及し、全米2.2万以上の高校で使われているという。匿名で使えることから、様々な秘密、喧嘩、暴力的な内容なども投稿されるなど問題も多い。

詳細な数字は明らかとなっていないが1000万程度の学生が参加しているとされる。急成長しているものの、ネットいじめの温床にもなっているとの指摘もある。

3.「スマホ就職相談センター」Handshake

020804[Service/人材] Handshake
Series A ($10.5M) KPCB, Lightspeed Venture Partners, Lowercase Capital

大学生がインターン、就職先の検索、相談を行えるスマホアプリ。

ミシガン工科大学の学生が、新卒学生を探している「企業」と「学生」がうまく出会えていないという現状を打破するために立ち上げた。現在100万人を超える大学生が登録をしており、レジュメや成績などをアップロードしている。

Princeton, Stanford, Cornellなど60を超えるトップスクールがオンライン就職相談サービスとしてHandshake活用するようになっており、企業側も8割を超えるFortune100企業が新卒採用に活用を始めているという。

4.「AIアシスタント」Myra Labs

020805[App/アシスタント] Myra Labs
Seed VC ($1.07M) Floodgate

テキストで様々な質問、依頼に答えてくれるAIベースのアシスタント。

「xxの予約取ってくれる?」「タクシー呼んでくれる?」といった日常の依頼を、自然文でテキストに投げるだけで、サポートしてくれるサービス。

同様のアプローチはたくさんあるが、Twitter、Lyftなどの初期の投資家であるFloodgateが投資をしている点に注目。

5.「YouTube for VR」WEVR

020806[Content/VR] WEVR
Series B ($25M) HTC, Orange Digital Ventures and Samsung Ventures

「Transport」と呼ばれるVRのプラットフォームを運営。

まだプライベートβだが、OculusからGoogle Cardboardまで幅広いHMDに対応し、VRコンテンツ製作者がより多くのユーザにリーチするためのプラットフォームを目指すとしている。

HMDを開発しているHTC、Samsungの他、日本からはDigital Garageが出資している。

最先端の技術調査、市場調査、戦略コンサルティングを行っています

スクラムベンチャーズは、年間1000社超の企業調査の実績をもとに、企業のご要望に合わせてコンサルティングやリサーチを行っています。