今週の注目5社:高齢者向けレジデンス / ソーシャルNFTプラットフォーム / グローバル人材管理SaaS / 3Dプリント臓器 / AIドライブレコーダー

July 26, 2021 by Scrum Funding News

今週も一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「高齢者向けレジデンス」UpsideHoM

[Service/住宅] UpsideHoM
Seed VC ($2.25M) Freestyle Capital, Triple Impact Capital, and Techstars

高齢者向けの高級コミュニティレジデンス。

備え付けの家具やケーブルテレビ/インターネット、ハウスキーピングなどを含む、高齢者向けの賃貸アパートサービス。食料品のデリバリーや移動手段をはじめとする生活支援サービスに加え、豊富なフィットネスプログラムなど、居住者同士が交流する機会も提供。2021年上半期の新規入居者数は10倍に拡大しているという。サポートを必要とする高齢者と大学生をつなぐオンデマンド高齢者ケアアプリ「Papa」の共同創業者が設立。

本社はフロリダ。Freestyle Capital等から今回調達した$2.25Mは、サービスエリアの拡大に活用する予定。

2.「ソーシャルNFTプラットフォーム」Nifty’s

[SaaS/NFT] Nifty’s
Seed ($10M) The Topps Company, Samsung NEXT, Polychain Capital, Coinbase Ventures, Ethereal Ventures, and Dapper Labs

NFTに特化したソーシャルメディアプラットフォーム。

NFTを通じ、ブランドやクリエイターとファン(コレクターなど)を結びつけるコミュニティ構築を目指すソーシャルプラットフォーム。現在、200万を超えるNFTのコレクションを検索できる。今回の資金調達と同時に、エンターテインメント大手「ワーナーブラザーズ」との提携も発表。NBAダラス・マーベリックスのオーナーであるMark Cubanやコンセンシスの共同創業者であるJoseph Lubinも出資する注目スタートアップ。

2021年創業。Samsung NEXT等から今回調達した$10Mは、サービスの拡大に活用する予定。

3.「グローバル人材管理SaaS」Remote

[Enterprise/HR] Remote
Series B ($150M) Accel, Sequoia Capital, Index Ventures, General Catalyst, Two Sigma, and Day One Ventures

グローバル人材のオールインワン管理プラットフォーム。

世界中に点在するリモートワークの従業員や請負業者の採用・契約から給与支払、税金、福利厚生、ローカルコンプライアンスの遵守などを一元管理できる人材マネジメントプラットフォーム。価格は従業員一人当たり月額$299〜。GitLabやLoomなどを顧客に持ち、直近の1年間で顧客数は7倍に急拡大しているという。今回の資金調達後のバリュエーションは$1Bを超え、ユニコーン企業の仲間入り。

2019年創業、本社はサンフランシスコ。Accel等から今回調達した$150Mは、海外展開の加速に活用する予定。

4.「3Dプリント臓器」Prellis Biologics

[Biotechnology/3Dプリント] Prellis Biologics
Series B ($19.25M) Khosla Ventures, SOSV, and Celesta Capital

3Dプリンティング技術を活用した人工臓器の開発。

超高速かつ高解像度なレーザーベースの3Dバイオプリンティング技術を活用。また、患者自身の細胞を用いることで生体適合性の高い人工臓器の開発を目指すバイオテックスタートアップ。すでに臓器に欠かせない毛細血管や細胞組織などのバイオプリンティングに成功しており、腎臓など最終的に人体へ移植可能な人工臓器の開発に向けて研究を進めている。

2016年創業、本社はヘイワード(カリフォルニア州)。Khosla Ventures等から今回調達した$19.25Mは、引き続き製品開発に活用する予定。

5.「AIドライブレコーダー」NetraDyne

[SaaS/モビリティ] NetraDyne
Series C ($150M) SoftBank Group, M12, and Point72 Ventures

運転の安全性を向上させるAIドライブレコーダー。

カメラとエッジコンピューティングを利用したAIドライブレコーダーで、脇見運転などの危険運転に対するアラートや、他車の急な割り込みを察知して車間距離を空けるように促したりと、安全運転のために様々な提案をしてくれる。すでにAmazonの配送用バンにも導入されており、現在1,000社以上の顧客を抱えているという。2020年の売上高は昨年対比3倍で急拡大中。

2015年創業、本社はサンディエゴ。SoftBank Group等から今回調達した$150Mは、海外展開の加速に活用する予定。

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