今週の注目5社:バーチャルプレゼンカメラ / オンラインコンビニ / デジタルディスプレイ / 診療記録アプリ / ノーコード開発

October 19, 2020 by Scrum Funding News
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一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白い米国のスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「バーチャルプレゼンカメラ」mmhmm

[SaaS/ビデオ会議] mmhmm
Series A ($21M) Sequoia Capital, Goldman Sachs, Digital Garage, Hiroshi Mikitani, Kevin Hartz, Deborah Quazzo, Scrum Ventures, Mike Krieger, Julia Hartz, Kevin Systrom, Tony Fadell, Mistletoe, Knife Capital, Precursor Ventures, Future Positive Capital, All Turtles, LVMH Luxury Ventures, Mubadala Capital, Eric Perez-Grovas, Lachy Groom, Jana Messerschmidt, Satoshi Nakajima, Human Capital, Brianne Kimmel, Nate Dalton, Linda Kozlowski, Heather Podesta, Augie K Fabela II, Mark Ayzenshtat, Tammy Sun, Naomi Pilosof Ionita, and Isaac Lee

オンライン会議で利用できるバーチャルプレゼンカメラ。

ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議アプリや、YouTubeなどの動画サービスで利用できるバーチャルプレゼンカメラアプリ。自分自身を加工して画面上のサイズを調整したり、背景写真やプレゼン資料と合成することでインタラクティブなプレゼンが可能。直近では他のメンバーと一緒にプレゼンを行う機能も追加されている。現在は招待制でMacのベータ版を利用可能(ウェイトリストは10万人以上)。弊社も出資する注目スタートアップ。

Evernoteの共同創業者で元CEOのPhil Libinが2020年に創業、本社はサンフランシスコ。Sequoia Capital等から今回調達した$21Mは、引き続きチームの拡大および製品開発に活用する予定。

2.「オンラインコンビニ」GoPuff

 

[Service/デリバリー] GoPuff
Series D ($380M) Accel, SoftBank Group, Luxor Capital Group, and D1 Capital Partners

日用品を30分以内に届けてくれるデリバリーサービスアプリ。

食料品やアルコール飲料、洗剤、市販薬など、数千もの日用品を注文後30分以内に配送してくれるサービス。配送料は一律$1.95/回。メーカーから製品を直接仕入れ、200ヶ所の「マイクロフルフィルメント」センターと、独立したドライバーのネットワークを介して消費者に製品を配達している。すでにアメリカの500都市で利用でき、ほとんどのエリアで24時間365日利用できるという。今回の調達によるバリュエーションは$3.9B。

2013年創業、本社はフィラデルフィア。Accel等から今回調達した$380Mは、チームおよびサービスエリアの拡大に活用する予定

3.「デジタルディスプレイ」Cooler Screens

[HW/ディスプレイ] Cooler Screens
Series C ($80M) Silicon Valley Bank, GreatPoint Ventures, Undisclosed Venture Investors, Verizon Ventures, and M12

小売店舗向けのデジタルディスプレイ。

コンビニやスーパーなどの店舗にある冷蔵ショーケースに使われているガラスの扉をインタラクティブなデジタルディスプレイに置き換える技術。商品の陳列だけでなく、新製品のプロモーション動画などのデジタルマーケティングにも活用可能。シカゴエリアにあるWalgreens50店舗に導入済みで、今後は全米のWalgreens2500店舗に拡大する予定という。他にもKrogerやGetGoと提携している。

2017年創業、本社はシカゴ。Verizon Ventures等から今回調達した$80Mは、パートナーシップの拡大に活用する予定。

4.「診療記録アプリ」Abridge AI

[Service/ヘルスケア] Abridge AI
Series A ($10M) Bessemer Venture Partners, Union Square Ventures, Esther Dyson, Zen Chu, Pillar, Aneesh Chopra, UPMC Enterprises, and KdT Ventures

医者との会話を記録してくれるアプリ。

AIを活用し、患者と医師とのやりとりを自動で書き起こしてくれるアプリ。診断結果の詳細や治療計画、処方箋、次回のアポイントメントなどの重要部分を抜き出してハイライトしてくれる。40万以上の難解な医学用語を定義し、わかりやすい言葉で解説してくれるという。会話の記録を介護士や家族、他の医師らと共有することも可能。すでに5万人のユーザーを抱えている。処方箋価格比較サイト「GoodRx」とも提携している。

2018年創業、本社はピッツバーグ。Bessemer Venture Partners等から今回調達した$10Mは、引き続きチームの拡大および開発費用に活用する予定。

5.「ノーコード開発」Unqork

[Enterprise/開発ツール] Unqork
Series C ($207M) Goldman Sachs, BlackRock, Aquiline Capital Partners, Broadridge Financial Solutions, capitalG, World Innovation Lab, Hewlett Packard Enterprise, Schonfeld Strategic Advisors, Eldridge, Fin Venture Capital, and Sunley House Capital Management

保険や金融機関向けのノーコード開発プラットフォーム。

ユーザーは「ドラッグ・アンド・ドロップ」の直感的なインターフェースで、コードを1行も書くことなく複雑かつカスタマイズ可能なアプリケーションを構築できる。例えば、保険証券の発行や口座開設などのシステムをスピーディーに構築できるという。すでにGoldman Sachs, Manulifeなどの大手企業を顧客に持つ。今回のラウンドのバリュエーションは$2B。

元MetLifeのCIOが2017年に創業、本社はニューヨーク。Goldman Sachs等から今回調達した$207Mは、チームの拡大およびパートナーシップの強化に活用する予定。

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