今週の注目5社:リサイクルTシャツ / 高級品マーケットプレイス / ゲーム用ビデオチャット / コンタクトレンズAR / サラダレストラン

December 7, 2018 by Scrum Funding News
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今週も一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「リサイクルTシャツ」For Days

[Commerce/ファッション] For Days
Seed-II ($2.8M) Bleu Capital, Closed Loop Capital, Collaborative Fund, Congruent Ventures, Ride Ventures, Rosecliff Ventures, The Gramercy Fund and Third Prime Capital

リサイクルTシャツのオンライン販売。

$38のトライアルキットで10着まで試着でき、気に入ったTシャツがあれば1着あたり$38(3着$108、6着$210、10着$340)の年間メンバーシップフィーを支払って購入する仕組み。古くなったり、サイズやカラーを変更したくなったら、一着$8でいつでも交換してくれる。ロサンゼルスの工場で米国産のオーガニックコットンを使って製造され、返却された使用済みのTシャツはリサイクルされる。5月にローンチしてからユーザー数は毎月二桁成長しているという。

2017年創業、本社はニューヨーク。Rosecliff Ventures等から今回調達した$2.8Mは、工場の建設費用などに活用する予定。

2.「高級品マーケットプレイス」Italic

[Marketplace/ラグジュアリー] Italic
Series A ($13M) Comcast Ventures, Global Founders Capital, Index Ventures, Kindred Ventures, Ludlow Ventures

ラグジュアリー製品工場と消費者をダイレクトに結ぶマーケットプレイス。

製品デザインやマーケティングなどをItalicが担当し、顧客はプラダやクリスチャンルブタン、ジバンシイなどの製品を請け負う工場から高級品を格安に購入できる。製造工場は匿名のまま。顧客は高品質なハンドバッグを300ドル以下や、革ジャケットは約425ドルなどで購入できる。既に10万人以上のユーザーが登録しているという。

2018年創業、本社はロサンゼルス。Comcast Ventures等から今回調達した$13Mは、引き続きサービスの拡大に活用する予定。

3.「ゲーム用ビデオチャット」Bunch

[App/ゲーム] Bunch
Seed VC ($3.8M) 500 Startups, Betaworks, Founders Fund, London Venture Partners, Northzone Ventures, Streamlined Ventures and Undisclosed Investors

ゲーム中にプレイヤー同士でビデオチャットができるアプリ。

ゲームを一緒にプレイしている友人などとリアルタイムでビデオチャットができるソーシャルアプリ。グループには、最大8人まで同時に参加でき、一緒にゲームの戦略を練ったりできる。既にFortniteやRobloxなどの人気ゲームで使用可能。現在、ソーシャルiOSアプリのチャート100位以内にランキングしており、今後Androidでの発売を予定しているという。

2017年創業、本社はサンフランシスコ。London Venture Partners等から今回調達した$3.8Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

4.「コンタクトレンズAR」Mojo Vision

[HW/AR] Mojo Vision
Unattributed VC ($50M) 8VC, AME Cloud Ventures, Dolby Family Ventures, Fusion Fund, Khosla Ventures, Liberty Global Ventures, New Enterprise Associates, Open Field Capital and Shanda Group

「目に見えないコンピューティング」を謳うARプラットフォーム。

「Microsoft HoloLens」や「Magic Leap One」をはじめとした、大きくかさばるヘッドセットやスマートメガネではなく、「目と手を自由に使える世界」を目指すAR技術を開発しているという。製品に関する公開情報は少ないが、関係者からの情報では「コンタクトレンズ型」のAR技術とも言われている。創業者は、シリアルアントレプレナーのDrew Perkinsで、創業から3年でNEA、Khosla Venturesなどの名だたるVCから$50M以上調達している。

2015年創業、本社はサラトガ(カリフォルニア州)。Khosla Ventures等から今回調達した$50Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

5.「サラダレストラン」sweetgreen

[Service/フード] sweetgreen
Series H ($200M) Fidelity Investments

オーガニック野菜などを使ったサラダボウル専門店。

健康だけでなく食品のトレーサビリティも重視したサラダレストランで、8州で90店舗を抱えている。アプリでの事前オーダー機能や、オフィスなどへの無料デリバリーサービスを始めたことで、オンラインでの売上は前年対比50%成長しているという。今後、単なるレストランではなく、健康を大事にするコミュニティーのための食品プラットフォームになることを目指しているという。今回の資金調達でユニコーン入り。

2007年創業、本社はワシントンDC。Fidelity Investments等から今回調達した$200Mは、サラダ以外の食品への拡大及び、デリバリーサービスの拡充に活用する予定。

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