ウェルビーイングビジネスの現在地 [Scrum  February 2025 Newsletter]

February 6, 2025

スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの1月のトピックをお送りします。

【スクラムベンチャーズのUS投資チームによる2025年トレンド予測】
非常に幅広い分野で大きな変化が起こっている2025年、これからどんな変化が起こるのかについて、スクラムのUS投資チームがまとめました。また新ファンドのスポーツ&エンタテイメント分野についても。

●Scrum Ventures’ 2025 Predictions

【ウェルビーイングビジネスの現在地】
2024年12月5日(木)に「Scrum Well-Being Innovation Day」を開催しました。このイベントは、スクラムスタジオが2022年に開始したグローバル事業共創プログラム「Well-BeingX」の集大成となりました。パートナー企業、スタートアップの方々を始め、多くの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

●ウェルビーイングの「今」を体感し、「明日」を共に創造する Scrum Well-Being Innovation Day 開催 

 

Scrum in the news!

【CES 2025の注目ポイントは、Physical AI、消費者とブランドを結ぶAI活用、がんばれ日本】
ラスベガスで開催されたCES 2025についての日経クロストレンドの記事です。記事後半で今年のCESの3つのキーワードとその理由について、宮田がコメントしています。

●「CES 2025」で見えた3つの論点 AIがリアル世界と融合、ビジネス激変

【宮田が東洋経済の2025年注目のスタートアップについてコメント】
宮田が週刊東洋経済の新春合併特大号「2025年大予測」にて、2025年注目のスタートアップについてコメントしました。ウェブサイトでもご覧いただけます。

●資金調達は伸び悩み、2025年注目のスタートアップ

【渋谷に「ディープテック」特化スタートアップ支援拠点オープン】
ディープテックに特化したスタートアップ支援拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」が1月23日渋谷サクラステージにオープンしました。スクラムスタジオがアクセラレータープログラムを担当します。シブヤ経済新聞の取材に髙橋がコメントしました。

●渋谷サクラステージに「ディープテック」特化スタートアップ支援拠点

【脱炭素分野の投資動向について松村コメント】
気候テック関連の資金調達状況について、パートナーの松村がコメントしました。日本経済新聞の記事です。

●気候テックの調達額7割減 24年7〜9月、EV関連落ち込む

【ビバテクノロジーについて髙橋がコメントしました】
昨年パリで開催された「ビバテクノロジー(VivaTechnology)2024」についての日本経済新聞の記事中で、参加した髙橋がコメントしています。2024年のビバテクノロジーは、ヨーロッパ最大級のテクノロジーイベントとして、人工知能(AI)やサステナビリティーに関する技術など、経済や社会によいインパクトを与えるさまざまな分野でブレークスルーをもたらす技術や構想が紹介され、イノベーションが社会や経済にもたらす変革の可能性が示されたイベントでした。

●LVMHの協業先スタートアップ、表彰で世界から選抜 ビバテクノロジー 海外企業編(上)


Scrum Portfolio in the news!

【投資先のEARTH AIがシリーズBラウンドで$20Mを調達しました】
スクラムベンチャーズもこのラウンドに参加しています。EARTH AIは、AIを駆使してクリティカルミネラル(重要鉱物)を発掘しています。コストを抑えながら、成功確率を向上させ、鉱物の検出から掘削までのプロセス&期間を大幅に削減する技術を開発しています。

●Exclusive: Earth AI raises $20M to find mineral deposits

【これまでにないインドア型ゴルフリーグ「TGL」開幕】
投資先のTMRW Sportsが運営する新ゴルフリーグ「TGL」が開幕しました。ザ・ベイGCがニューヨークGCを9-2で破って記念すべき初戦を飾りました。「TGL」はタイガー・ウッズとロリー・マキロイが発案し、PGAツアーも支援するこれまでにないインドア型ゴルフリーグです。GDO、ロイター、共同通信などでも紹介されています。

●ウッズ「夢の実現」 新時代の屋内型ゴルフリーグを戦った選手の反応は [GDO]
●新リーグ「TGL」が開幕 世界6位所属チームが初戦圧勝 [GDO]
●ゴルフ=ウッズら創設の新リーグTGLが開幕、ザ・ベイGC圧勝 [ロイター]
●男子ゴルフ新リーグTGLが開幕 屋内シミュレーター、松山も参戦 [共同]

【Apptronikが米TechCrunchで紹介されました】
CES 2025で働くヒューマノイドロボットとして、投資先のApptronikが米TechCrunchで紹介されました。Apptronik は、AIを搭載した汎用ヒューマノイドロボット「アポロ」を開発・商品化しているスタートアップです。先日CESで発表されたNVIDIAのPhysical AIのプレゼンテーションにも記載がある通り、NVIDIAとも協業しています。

●Apptronik’s Apollo humanoid robot gets to work at CES 2025

【投資先のArray Labsがジョンディアのスタートアップコラボプログラムに選ばれました】
ArrayLabs は、小型人工衛星レーダーを活用して、地球上のあらゆるエリアの3Dイメージを取得できるサービスです。今回アメリカの農業機械メーカーであるディア・アンド・カンパニーのスタートアップコラボレーターに選ばれました。

●John Deere Announces its 2025 Startup Collaborators

【BEST OF CES 2025 に Ozlo Sleepbuds】
快眠のためのイヤホンを開発する投資先のOzlo Sleepbudsが、米有名テックメディアが選ぶ BEST OF CES 2025 に選ばれました。CNET、ZDNET、PCMag、Mashable、Lifehackerの専門家や編集者による選出です。

●These Are the Official 2025 Best of CES Winners, Awarded by CNET Group

【投資先のAthentic AIが米TechCrunchで紹介】
Athentic AI は、専門知識なしに操作可能なビジネスインテリジェンス (BI) プラットフォームを開発しています。チャット形式のインターフェースで、誰でも簡単に操作することができ、どんな会社でもデータドリブンなビジネス環境を整えることができます。

●Data analytics startup Athenic AI wants to be an enterprise’s central nervous system

【投資先のCampusInkによるNILストアが100店舗を超えました】
投資先の学生アスリートのためのオリジナル商品制作プラットフォーム「CampusInk」のストアが100店舗を超えました。NILはName, Image, & Likenessの略。米国では2021年以降、学生アスリートが、自身の知名度(Name)、イメージ(Image)、好感度(Likeness)を活用したビジネスが許可され、その動きが活発になっています。

●It’s official: We’ve launched our 100th NIL Store.

【人体通信を実現するIXANA】
投資先の高速ボディ・インターネット・プラットフォームを開発しているIXANAを実際に体験しているビデオです。同社の「Wi-Rシリコンチップ」は、信号を人体の表面周辺に制限することにより、Bluetoothと比較して100倍効率的かつ10倍高速、さらに物理的にも安全なデータ通信を可能にします。

●【サンノゼ支店】人体通信を実現するIXANA!

【NFWの素材が「ベストヴィーガンバッグ」に】
投資先のNFWの素材であるヴィーガンレザーMIRUMを使ったPangaiaのバッグがPETA Fashionの「ベストヴィーガンバッグ」に選ばれました。NFWはプラスチックや石油化学製品を使用しない、持続可能で高機能な素材や生地を開発しています。

●PETA Fashion Awards 2024: The Winners

【避難所の受付にかかる時間を2分の1に削減】
AIとIoTを活用して「待つ」をなくすサービスを提供する投資先のバカンが、静岡県島田市の防災避難訓練にて避難所入所のデジタル化の実証実験を実施しました。スムーズで安全な避難のためバカンは避難所のリアルタイム混雑情報配信や避難所マップの提供などを行っていますが、今回の実証実験では、避難所で混雑を発生させないため避難者の避難入所受付にかかる時間をどれくらい短縮できるかを検証しました。

●静岡県島田市と避難所入所受付のデジタル化を実証 受付にかかる所要時間を2分の1に削減

【ソーシャルインパクトとビジネスの両立を目指して】
投資先のTYPICAは、JICA(国際協力機構)と IDB Lab(米州開発銀行グループ)による、日本発スタートアップの中南米・カリブ地域向け事業展開支援プログラム「TSUBASA2025」に採択されています。コーヒー生産における温室効果ガス(GHG)排出量の可視化に向けた取り組みを本格化させているTYPICAについてのインタビュー記事です。TYPICAは、コーヒー産地と各地のコーヒーショップや焙煎所(ロースター)が直接取引できるダイレクトトレードの仕組みを構築し、何段階もの流通過程を省くことで、産地・購入者双方にとって適正な価格での取引を実現させています。

●世界のコーヒー取引にデジタルで革新を——TYPICAが挑む新市場の創造と環境負荷低減の両立

【愛知県のファミマでもLUUP】
投資先のマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」が、愛知県名古屋市内のファミリーマートにも導入されました。現在、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、広島の計126店舗のファミリーマートにLUUPのポートが設置されています。

●ファミマ、愛知で「LUUP」ポート設置 東海エリア初

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