Unlace、Bobidi、アルガルバイオに投資しました [Scrum Ventures August 2022 Newsletter]

August 1, 2022
スクラムベンチャーズ、スクラムスタジオの7月のトピックをお届けします。

【メンタルヘルスケアの「Unlace」、藻類開発プラットフォームの「アルガルバイオ」、AIモデルテストのためのバグバウンティプラットフォーム「Bobidi」に投資しました】


それぞれが自分の感情と自然に向き合い、多様な生き方が受け入れられる世の中の実現に向けて「生活に溶け込むメンタルヘルスケアサービス」の開発に取り組むUnlaceのビジョンに深く共感し、スクラムベンチャーズも今回のラウンドに参加しました。Unlaceは有料のオンラインカウンセリングサービスを中心に、認知行動療法に基づいたセルフケアや心理診断などの無料サービスを提供しています。

●“日常性”を追求、生活に馴染むメンタルヘルスケアサービスへ。株式会社Unlace(アンレース)約2.1億円の資金調達を実施


「藻類の研究開発で、人々と地球の未来に貢献する」をミッションとして、世界初の藻類開発プラットフォームを提供する株式会社アルガルバイオのシリーズBラウンドに参加しました。アルガルバイオは他社に類を見ない独自の多種多様なライブラリーを基にまだ眠っている藻類のポテンシャルを引き出し、世界に広げることを目指しています。

●アルガルバイオ シリーズB資金調達1st Closingで5.9億円を調達~藻類の「可能性」を「カタチ」に、グローバルでの事業開発を加速~


企業がAIモデルをテストするためのグローバルバグバウンティ(報奨金)プラットフォーム「Bobidi」に投資しました。APIを介して安全な方法でグローバルなコミュニティに接続でき、従来よりも4〜10倍効率的にアルゴリズムのバグを検証することが可能です。米TechCrunchでも紹介されました。

●Bobidi a global bug bounty platform for AI models,Raises $5.8 Million Seed 


【SmartCityX Conference 2022レポート】
7月20日にサンフランシスコで開催されたSmartCityX Conference 2022についてのForbes Japanによる詳細なレポートです。当日発表された『街を変えていく9つのプロジェクト』についても詳しくご紹介いただきました。

Scrum in the news!

【日米の起業カルチャーの違い】
宮田がKEIEISHA TERRACE『敏腕キャピタリストの着眼点』のインタビューを受けました。ベンチャーキャピタルをはじめたきっかけ、日米の起業カルチャーの違いなどについて話しています。

●ぶっ飛んだ個性を持つ起業家こそが、これからの歴史をつくる。【前編】


【1人何役もこなす超ハイブリッド人材】
「起業家×医師×ゲーム開発」や「起業家×宇宙飛行士×AI研究者」など、これまでの常識を超えるような、一人何役もこなす「超ハイブリッド」な人材について紹介したい。宮田の日経産業新聞への寄稿記事です。

●「一人三役」の時代


【テクノロジーで物流機能をアップデート】
電子商取引(EC)市場の急拡大とともに、テクノロジーで物流機能をアップデートするサービスへの投資も加速している。今月はオンデマンド倉庫や、トラック積み荷シェアリングなど「物流テック」に関連するスタートアップを紹介する。スクラムベンチャーズの日経新聞協力連載「Early Stage 米国発」の記事です。

●隆盛 物流テック


【モビリティスタートアップが日本で成功するには?】
スクラムの島田によるCrunchbaseへの寄稿です。モビリティに関連する日本独特の事情や、スタートアップが日本で成功するためのTipsなどについてまとめています。世界から見た日本のモビリティ事情がわかる内容です。

●Why Mobility Startups Should Take A Hard Look At Japan




Scrum Portfolio in the news!

【日米で自動運転シャトルを展開するMay Mobility】
自動運転シャトルを開発する投資先のMay Mobilityが、シリーズCでの$111Mの調達を発表しました。米TechCrunchで紹介されています。May Mobilityは、2017年の会社設立以降、公道での自動運転の走行実績が31万5,000回以上あり、拡張性が高く、柔軟性がある自動運転技術を持つなど自動運転業界をリードしています。

●May Mobility aims for driverless autonomous shuttles by 2023 


【石油化学製品を100%使用しない素材】
サステナブルな新素材を開発する投資先のNatural Fiber Weldingが、英Vogueで注目の新素材として紹介されています。Natural Fiber Welding は、プラスチックや石油化学製品を100%使用しない、持続可能で高機能な素材、生地を開発しています。BMW i Venturesやラルフローレンなどからも投資を受けている注目のスタートアップです。

●12 Materials Of The Future That Could Change The Face Of Fashion


【ペット会員制クリニック、サンフランシスコにオープン】

投資先のペットケアサービスDr. TreatのCEO Hetal Shah氏がKRON4のインタビューにこたえています。Dr. Treatは、ペットに合ったパーソナルケアを提供する会員制クリニックと、リモート診断サービスを運営しています。

●Dr. Treat pet health and wellness clinic opens in Bay Area


【1日2回30分使用すれば、腰などの痛みが緩和される機器】

投資先のP・マインドが体の痛みを和らげる医療機器を発売しました。患部から脳へ向かう電気信号により、痛みの抑制系を活性化させ、痛みが緩和される仕組みです。日本経済新聞でも紹介されました。

●P・マインド、体の痛みを和らげる医療機器を発売


【マイクロモビリティが描く未来】
投資先の電動キックボードシェアLuupの岡井社長がTBS【Bizスクエア】のインタビューを受けました。マイクロモビリティが描く未来について話しています。

●電動キックボードのシェアサービスで急成長【Bizスクエア】


【トイレの未来】

お腹が痛い。急いでトイレに行ったとき、個室が埋まっていたときの絶望感たるや。待ち時間はさながら永遠だ。世界からそんな悲劇をなくそうとしているのがバカンの「AirKnock」だ。アスキーによる投資先のバカンの「AirKnock」紹介記事です。

●これはトイレのNetflixだ「VACAN AirKnock」


【広島空港でも脳ドック】

投資先のスマートスキャンの脳ドックが、広島空港でも受けられるようになりました。出光興産との取り組みです。

●出光興産とスマートスキャン、広島空港でスマート脳ドック実施へ


【「スティグマをなくす」挑戦】

投資先のオンラインカウンセリングサービス「Unlace」について、ダイヤモンドシグナルの記事です。Unlaceがこの領域で事業を立ち上げるきっかけとなったのが、代表取締役の前田康太氏自身が起業後に鬱に悩まされたことだ。前田氏は「Pairs」を運営するエウレカでサービスの事業開発の責任者や、新規事業の事業責任者を経験。2020年1月に起業の道を選択した。
 
 

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