今週の注目5社:議事録付きビデオ会議 / ドライクリーニングロボット / 低価格健康保険 / 医療資格検証API / 在庫管理ドローン

November 3, 2020 by Scrum Funding News
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一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白い米国のスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「議事録付きビデオ会議」Vowel

[SaaS/コラボレーション] Vowel
Seed VC ($4.3M) BoxGroup, Kevin Lin, Amity Ventures, and Company Ventures

音声およびテキストメモ機能付きのビデオ会議プラットフォーム。

Zoomなどと同等のビデオ会議機能に加え、会議中の会話を録音および自動的に文字起こししてくれるプラットフォーム。Google Transcribeを活用することで正確にテキストでメモを作成してくれる。また、会議中のチームメイトの発言や重要決定事項、今後のタスクなどをリアルタイムでハイライトし、会議後も検索できるため生産性向上に役立つ。Twitchの共同創業者であるKevin Linも出資している。

2018年創業、本社はニューヨーク。BoxGroup等から今回調達した$4.3Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

2.「ドライクリーニングロボット」Presso

[HW/クリーニング] Presso
Incubator/Accelerator ($0.08M) MassChallenge

持ち運び可能なドライクリーニングロボット。

衣類の洗浄からプレス、消毒、乾燥までを5分以内に済ませることができるドライクリーニングロボット。シャツやブラウスだけでなく、ズボン、ジャケット、ネクタイ、マスクなど様々な衣類に使用可能。また、スチームベースのクリーニングのため、シルクやリネンなどの素材にも対応。価格は月額数千ドルという。すでにDisney、Netflixなどの映画制作会社を顧客に持つ。ボストンのアクセラレーター「MassChallenge」から資金を調達。

2018年創業、本社はアトランタ。MassChallenge等から今回調達した$0.08Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

3.「低価格健康保険」Vitable Health

[Service/保険] Vitable Health
Seed VC ($1.6M) SoftBank Group

救急・予防診療が受けられる健康保険サービス。

1週間あたり$3.7〜という低価格で、救急診療や予防診療サービスが受けられる健康保険サービス。遠隔医療と訪問診療を中心とし、毎日午前9時から午後7時まで利用可能。また、COVID-19やX線、超音波などの各種検査、処方薬の割引(最大80%オフ)サービスなども提供。Softbankが新たに設立したダイバーシティ&インクルージョンに特化したファンド「Oppurtunity Fund」が出資した最初のスタートアップとしても注目されている。

本社はフィラデルフィア。SoftBank Group等から今回調達した$1.6Mは、サービスの拡大に活用する予定。

4.「医療資格検証API」Verifiable

[Enterprise/コンプライアンス] Verifiable
Series A ($3M) Tiger Global Management, Sahil Lavingia, Jack Altman, Soma Capital, Liquid 2 Ventures, Max Mullen, and Struck Capital

医療従事者のライセンス情報を検証・モニタリングするプラットフォーム。

医療機関が医師や看護師、セラピストなどの医療資格情報をリアルタイムに確認できるID管理プラットフォーム。全米のプロバイダーと提携し、ライセンス情報をリアルタイムでアップデートしモニタリングできる。すでにTalkspace、Sesameなどの遠隔診療サービスを提供するスタートアップが利用し、5万人を超える医療従事者の資格検証を自動化しているという。Y Combinator2020年夏のバッチに参加。

2019年創業、本社はオースティン。Tiger Global Management等から今回調達した$3Mは、サービスの拡大に活用する予定。

5.「在庫管理ドローン」Ware

[SaaS/ドローン] Ware
Seed VC ($2.5M) Bloomberg Beta, Tom McInerney, 2048 Ventures, and UP Partners

AIを活用した倉庫内の在庫管理プラットフォーム。

自律飛行するドローンが倉庫内の予め定められたルートを巡回し、パレットの位置やバーコードデータなどの情報を自動で収集。撮影した画像はクラウド上にアップされ、独自のAIアルゴリズムで分析、データ抽出し、WMS(倉庫管理システム)に統合される仕組み。コロナ禍におけるEC需要の急拡大を受けニーズは高まっているという。SkydioのCEOであるAdam Bryも出資している。

2019年創業、本社はサンフランシスコ。UP Partners等から今回調達した$2.5Mは、チームの拡大に活用する予定。

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