今週の注目5社:代替食品 / ゴーストキッチン / パーソナルEVシャトル / ポッドキャスト分析 / AIコールセンター

September 23, 2020 by Scrum Funding News
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一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白い米国のスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「代替食品」NotCo

[Biotechnology/フード] NotCo
Series C ($85M) Bezos Expeditions, General Catalyst, L Catterton, Kaszek Ventures, Endeavor, IndieBio, Future Positive Capital, Maya Capital, The Craftory, and Humbolt Capital

植物ベースの代替食品を開発するフードテック。

キャノーラ油やひよこ豆などの植物性原料で作られた代替食品。牛乳やアイスクリーム、マヨネーズなどの乳製品に加え、Burger Kingなどで販売するハンバーガー用のパティも開発している。チーズやサーモンなどの代替食品の開発も進めているという。チリ発の代替食品スタートアップで、時価総額は$300M。

2015年創業、本社はサンフランシスコ。General Catalyst等から今回調達した$85Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

2.「ゴーストキッチン」Virtual Kitchen Co

[Service/フード] Virtual Kitchen Co
Series B ($19.9M) Founders Fund, Andreessen Horowitz, and Base10 Partners

フードデリバリー用のゴーストキッチンサービス。

郊外や使用されていない格安スペースを調理用に改装し、オンラインで注文を受け調理をして顧客にデリバリーする仕組み。フードデリバリー専用に設計されたバーチャルキッチンのため従来のレストラン店舗よりも格安で運営が可能。Uber Eats、DoorDash、Grubhubなどのアプリとも連携している。ゴーストキッチンのグローバルでの市場規模は、今後2026年までに$2.6Bに成長するとも言われている。

Uberの元幹部が2018年に創業、本社はサンフランシスコ。Founders Fund等から今回調達した$19.9Mは、サービスの拡大に活用する予定。

3.「パーソナルEVシャトル」Glydways

[HW/モビリティ] Glydways
Unattributed VC ($35.23M) Khosla Ventures, and Azure Capital Partners

自動運転のパーソナルEVシャトル。

時速30-60マイルで自動走行するポッド型の電気自動車。定員3名の小型サイズで車道を妨げない様(自転車レーンなどを走行可能)に設計されているという。カリフォルニア州のOakleyでパイロットプログラムを開始予定。将来的には、UberやLyftのようにオンデマンドで利用可能なEV(電気自動車)シャトルシステムを構築する模様。

2016年創業、本社はサウスサンフランシスコ。Khosla Ventures等から今回調達した$35.23Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

4.「ポッドキャスト分析」Chartable

[SaaS/ポッドキャスト] Chartable
Seed VC-III ($2.25M) Jim Young, Greycroft, Naval Ravikant, Lukas Biewald, Initialized Capital, The Fund, and Weekend Fund

ポッドキャストの分析プラットフォーム。

パブリッシャーや広告主向けにポッドキャスト分析やアトリビューションツールを提供。ダウンロードチャートに加え、ポッドキャスト広告の効果測定や、ポッドキャストのダウンロードを促進するデジタルマーケティングキャンペーンの効果測定などに利用されている。毎月数億ものダウンロードを分析し、ほとんどのトップパブリッシャーを顧客に持つ。

2018年創業、本社はニューヨーク。Initialized Capital等から今回調達した$2.25Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

5.「AIコールセンター」Replicant

[SaaS/CRM] Replicant
Series A ($27M) Norwest Venture Partners, Costanoa Ventures, Bloomberg Beta, Atomic Management, and State Farm Ventures

AIを活用した自動コールセンター。

音声AIがスラングやアクセント、専門用語を含む複雑な会話も文脈を理解し1秒以内に応答するため、通常の電話のようなリアルな会話が可能。また、会話をリアルタイムで書き起こし、Googleの様に検索したり、対応毎に自動でタグ付けしたりできる。直近5か月の収益は15倍に急成長し、1ヶ月あたり200万件を超えるカスタマーコールを処理しているという。

2017年創業、本社はサンフランシスコ。Norwest Venture Partners等から今回調達した$27Mは、開発およびチームの拡大に活用する予定。

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