今週の注目5社:オンライン専業下着ブランド / 開発者向けAI / C2Cカーシェア / リアル店舗誘導 / キッズフレンドリー情報

November 3, 2016 by Scrum Funding News
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今週も一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「オンライン専業下着ブランド」Lively

2016-11-0301

[Commerce/ファッション] Lively
Seed VC ($4M) Gelmart International, GGV Capital, Harvey Sanders and Leandra Medine

「オンライン発」の下着ブランド。

下着ブランド大手のビクトリアシークレット出身のMichelle Cordeiro Grantが創業。オリジナルで商品を開発する女性用下着のEコマース。最近トレンドのアクティブウェアと水着の要素を掛け合わせた「leisurée」という新カテゴリーを狙っている。また、肌着製造メーカー Gelmart Internationalが出資し、製造面でのパートナーシップを結んでいる。

まだ創業6ヶ月だが、当初からグローバル展開を狙っており、利用者は44カ国に広がっている。利用は順調に伸びており、毎月2桁成長を続けているという。将来的には、水着、スポーツウェアなどへの拡大を検討している。

2.「開発者向けAI」Clarif.ai

2016-11-0305

[Saas/AI] Clarifai
Series B ($30M) Menlo Ventures, Osage Partners, Qualcomm Ventures and Union Square Ventures

開発者向け「画像認識Saas」。

ECサイトなどの開発者が、GoogleやPinterestと同様の画像検索機能を自社のサイトに組み込むことができるAIを、Saasとして提供している。Twillioなどと同様にAPIを組み込むだけで簡単に利用でき、アルゴリズムをトレーニングして特定のオブジェクトを検索することができるようにすることができる。利用は簡単で、特定のオブジェクトの数枚の写真があれば、写真や動画からその動画を見つけることができるようになる。

開発者のネットワークを広げていくことが重要なため、ハッカソンやイベントなどを頻繁に開催しているという。

3.「C2Cカーシェア」Getaround

2016-11-0304

[Service/モビリティ] Getaround
Series C ($10M) SPARX Group, Sumitomo Mitsui Banking Corp and Toyota

「自分の車を他人に貸す」ことができるシェアリングサービス。

自分が使わない時間帯に、自分の車を貸すことができる。車を借りたい人は、アプリ経由で空いている車を探し、一時間あたり$5〜の料金を支払えば車を借りることができる。車の鍵は、アプリから開けることができるようになっている。現在、San Francisco、Chicagoなどの米国の都市で運営されており、20万人の会員がいる。このサービスを通して、年間で$10,000程度稼ぐユーザもいるという。

最近GM、BMWなどの自動車メーカーが同様のサービスを展開しているが、今回同じく自動車メーカーのトヨタがGetaroundへの出資を発表している。今後自動運転の普及に伴い、さらに市場の拡大が見込まれる。

4.「リアル店舗誘導」Brickwork

2016-11-0303

[Marketing/小売] Brickwork
Series A ($5M) Advancit Capital, Cowboy Ventures, Forerunner Ventures, Recruit Strategic Partners

「オンラインからリアル店舗」への送客ソリューション。

オンライン上でエンゲージしたユーザに対して、リアルの店舗情報、来店予約、イベント、プロモーション情報などを表示することで、リアル店舗に誘導する。実際に、このソリューションを活用することで、70%の来店客増加、売上5倍増というケースもあるという。 最近は、リアル店舗に来店する顧客の80%は、Web / モバイルで消費行動をスタートしていることから、こうしたソリューションに対するニーズが増加している。

すでに、Urban Outfiters、J Crew、Bonobosなどの大手小売チェーンが活用している。

5.「キッズフレンドリー情報」Winnie

2016-11-0302

[App/ファミリー] Winnie
Seed VC ($2.25M) Flight Ventures, Homebrew, Kleiner Perkins Caufield & Byers and Ludlow Ventures

「子供連れに優しいスポット」の情報を集めたアプリ。

元Googleのママ二人が立ち上げた。 Google MapやYelpでは見つけにくい、子供連れに優しいレストラン、子供の遊ぶスペースがあるカフェなどの情報を集めたアプリ。San Franciscoからスタートし、すでに100都市以上の情報が集まっている。お店などの情報はすでに100万カ所を超えている。

アプリの利用は無料。将来的に送客やアクティビティなどでマネタイズしていく。今後、子供向け無料サービスがある店、おむつがけのできる店など細かい情報も追加していくという。

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