今週の注目5社:子供向け会話ロボット / 宇宙ガソリンスタンド / ビーガンペットフード / ソーシャル音楽制作アプリ / 歯科矯正ワイヤー

September 22, 2021 by Scrum Funding News

一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。

1.「子供向け会話ロボット」Embodied

[HW/ロボット] Embodied
Series B ($14.14M) Intel Capital, Jazz Venture Partners, and Calibrate Ventures

幼児・子供教育のためのソーシャルロボット。

「Moxie」と名付けられたソーシャルロボットを通じて、子供たちは自宅にいながらコミュニケーションに必要となる感情のコントロールなど、社会的・感情的・認知的スキルを学ぶことができる。主に5〜10歳の子供を対象としており、子供に合わせて性格もパーソナライズされるという。購入価格は$599〜で、月額$129〜レンタルも可能。「CES2021」ではイノベーションアワードを受賞している。

2016年創業、本社はパサデナ(カリフォルニア州)。Intel Capital等から今回調達した$14.14Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

2.「宇宙ガソリンスタンド」Orbit Fab

[HW/宇宙] Orbit Fab
Series A ($10M) Asymmetry Ventures, Northrop Grumman, Lockheed Martin Ventures, Marubeni Ventures, SpaceFund, and Audacious Venture Partners

軌道上の人工衛星への燃料補給サービス。

宇宙空間の軌道上にある人工衛星に燃料を補給できるインフラ「宇宙のガソリンスタンド」を開発。最初の製品は「Rapidly Attachable Fluid Transfer Interface」 (RAFTI)と呼ばれる既存衛星の燃料充填バルブを代替できる燃料補給ポートで、将来的には必要な燃料を必要なときに宇宙空間で入手できるようになるという。日本からは丸紅ベンチャーズが出資している。

2018年創業、本社はサンフランシスコ。Asymmetry Ventures等から今回調達した$10Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

3.「ビーガンペットフード」Wild Earth

[Biotechnology/ペット] Wild Earth
Series B ($23M) Mark Cuban, Gaingels, VegInvest, Big Idea Ventures, Bitburger Ventures, At One Ventures, and Paul Wesley

植物ベースのペット(ドッグ)フード。

主力製品の一つである「Clean Protein Dog Food」は、酵母・ひよこ豆・オーツ麦・えんどう豆・さつまいもなどを原料とした植物ベースのドッグフード。また、麹を使った高品質な犬用のおやつ「Superfood」は必要とされる必須アミノ酸をすべて含む。2021年の売上高は昨年対比7倍で急成長中。2022年には細胞培養による牛肉・鶏肉・シーフードを含むペットフードを発売予定という。

2017年創業、本社はバークレー(カリフォルニア州)。Mark Cuban等から今回調達した$23Mは、新製品開発に活用する予定。

4.「ソーシャル音楽制作アプリ」Mayk

[Contents/音楽] Mayk
Seed VC ($4M) Greycroft, Cyan Banister, Chicago Ventures, Randi Zuckerberg, Slow Ventures, Sophia Bendz, Firstminute Capital, Steven Galanis, Night Media, Faheem Rasheed Najm, and Zach Katz

スマホで簡単に音楽が制作できるソーシャルアプリ。

ミュージシャンなどの専門家でなくとも、アプリ内のバーチャルスタジオで独自のビートを作成したり、ボーカルを付け加えたりして自分の楽曲を簡単に制作できるアプリ。制作した楽曲はアプリ上に投稿でき、他のユーザーがディスカバリーページで閲覧できる。またTinderのようなタブで曲を左右にスワイプしたり、気に入った場合はコメントを残すこともできるという。

TikTokとSnapの元従業員が2020年に創業、本社はサンタモニカ。Greycroft等から今回調達した$4Mは、製品開発に活用する予定。

5.「歯科矯正ワイヤー」InBrace

[HW/歯科] InBrace
Series D ($102M) Farallon Capital Management, Marshall Wace Asset Management, BlackRock, Endeavour Vision, MVM Partners, RTW Investments, and Soleus Capital

歯科矯正用のスマートワイヤー。

AIを活用して患者の口腔内をスキャンし、3D画像を作成することでパーソナライズされたスマートワイヤー(歯科矯正器具)を提供。歯の裏側に装着するため他人から見えない点も特徴。プログラムされたワイヤーは口腔内で自動で動くため、痛みを伴う治療や交換などは不要という。$40Bとも言われる歯科矯正市場で急成長するスタートアップ。

2014年創業、本社はアーバイン(カリフォルニア州)。Farallon Capital Management等から今回調達した$102Mは、サービスの拡大に活用する予定。

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