今週の注目5社:睡眠サプリD2C / リファレンスチェック / 電動スクーター / オンラインクーポン / VMware

December 2, 2019 by Scrum Funding News
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今週も一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白いシリコンバレーのスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「睡眠サプリD2C」Remrise

[Commerce/睡眠] Remrise
Seed VC-II ($8.2M) AME Cloud Ventures, Atomic Management, David Bell, Felicis Ventures, Founders Fund, Idea Farm Ventures, Jack Abraham, Jerry Yang, Maverick Capital, Signia Venture Partners and West Venture Partners

パーソナライズされた睡眠サプリのD2Cサービス。

14問(約2分)の質問に答えると、ユーザーに合った睡眠サプリを提案してくれる。サプリの中身は、レイシなどのハーブや、テアニンなどのアミノ酸を組み合わせたもの。アプリと連動し、睡眠状況も記録・分析してくれる。価格は月額$55。最初の2週間で効果を感じられない場合は全額返金される。既に90名を対象にしたパイロットプログラムを進行中で、今後さらに拡大するという。

本社はサンフランシスコ。Founders Fund等から今回調達した$8.2Mは、引き続きサービスの拡大に活用する予定。

2.「リファレンスチェック」Searchlight

[SaaS/採用] Searchlight
Seed VC ($2.5M) Accel, Founders Fund, Soma Capital, Undisclosed Angel Investors and Y Combinator

リファレンスチェックを効率化するプラットフォーム。

企業が採用候補者をSearchlightのプラットフォームに招待。採用候補者は自身のリファレンスチェックをしてくれる前職の上司・同僚などを自ら指名し、実績などを記入してもらう仕組み。これまで面接後に行われていたリファレンスチェックを採用プロセスの前段階から活用することで、履歴書やインタビューでは得られない外部(他者)の評価を組み込むことが可能。一人当たりの雇用に要する時間を4〜10時間削減できるという。Y Combinator2019冬のバッチに参加。

2019年創業、本社はサンフランシスコ。Accel等から今回調達した$2.5Mは、引き続きチームの拡大に活用する予定。

3.「電動スクーター」Superpedestrian

[HW/モビリティ] Superpedestrian
Series B-III ($20M) Empire Angels, General Catalyst, Hanaco Venture Capital and Spark Capital

電動スクーターとマイクロモビリティプラットフォームの開発。

3〜7日毎の充電で2500回以上走行できる耐久性の高い電動スクーターと、その車両を遠隔管理できるインテリジェントプラットフォームの開発。バッテリーやブレーキの故障、誤作動など100以上の項目を常に監視・分析し、必要に応じて遠隔でコントロールできる。現在はオペレーターへの販売に注力しているが、将来的には消費者への販売も予定しているという。MITからスピンアウトしたスタートアップ。

2012年創業、本社はケンブリッジ(マサチューセッツ州)。Spark Capital等から今回調達した$20Mは、サービスの拡大に活用する予定。

4.「オンラインクーポン」Honey

[SaaS/広告] Honey
$4B by PayPal

EC向けのオンラインクーポンサービス。

オンラインショッピング時に最安値の商品を提示したり、割引クーポンをユーザーに提供するサービス。eBayやBest Buy、Macy’sなど、約3万のオンライン小売業者と提携。月間のアクティブユーザーは1700万人。2018年の売上高は$100Mと急激に成長しており、既に黒字化している。PayPalのサービスにHoneyの技術プラットフォームを組み込むことで、ユーザーのショッピング体験を変革していくという。

2012年創業、本社はロサンゼルス。今回PayPalに$4Bで買収された。

5.「VMware」CloudSimple

[Enterprise/VMware] CloudSimple
NA by Google

VMwareのワークロードをクラウド上で実行するためのプラットフォーム。

“VMware-as-a-Service”と呼ばれ、パブリッククラウドにVMwareのワークロードを実行するための安全で高性能な専用環境を提供するサービス。この買収により、顧客である大企業の多くがオンプレミス環境のVMwareで実効している様々なワークロードを、Google Cloudに直接移行できるようにするのが狙いという。

2016年創業、本社はサンタクララ(カリフォルニア州)。今回Googleに買収された。買収額は非公表。

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