今週の注目5社:AIバーチャルキャラクター / AIエージェントアクセス管理 / 電動ボート / プライバシー強化携帯 / AIワークフォース
一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。
1.「AIバーチャルキャラクター」CODE27

日本語読み:コード27
カテゴリ:HW/AI
ラウンド:Seed VC (NA)
主な投資家:Co-Stone Venture Capital, HongShan, Plug and Play China, Qiming Venture Partners, SiE
次世代の対話型AIバーチャルキャラクター。
3Dキャラクターを自分好みにカスタマイズし、自然な対話ができるデバイスを開発するAIスタートアップ。キャラクターの性格や表情、動き、声などを細かく設定できるだけでなく、やり取りを重ねることでユーザーとの会話履歴や感情の変化を継続的に学習・記憶し、パーソナライズされた自然な対話を実現する。共に過ごす(生活する)デジタルコンパニオンとして、ユーザーに寄り添う存在を目指しているという。デバイスの価格は約10万。
2023年創業、本社はサンフランシスコ。Co-Stone Venture Capital等から今回調達した資金は、サービスエリアの拡大に活用する予定。
2.「AIエージェントアクセス管理」Oasis Security

日本語読み:オアシスセキュリティ
カテゴリ:SaaS/サイバーセキュリティ
ラウンド:Series B ($120M)
主な投資家:Craft Ventures, Accel, CyberStarts, Sequoia Capital
AIエージェントによるアクセス管理プラットフォーム。
AIエージェントをはじめとする「NHI:Non-Human Identity(非人間アイデンティティ)」のアクセス管理プラットフォームを開発するセキュリティテックスタートアップ。AIエージェントを導入する企業が、社内の重要データや顧客が利用するアプリケーションなどへ必要なタイミングで安全にアクセスできるように統制・可視化することで、セキュリティリスクを軽減することが可能という。
2022年創業、本社はニューヨーク。Craft Ventures等から今回調達した$120Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
3.「電動ボート」Arc

日本語読み:アーク
カテゴリ:HW/モビリティ
ラウンド:Series C ($50M)
主な投資家:Andreessen Horowitz, Eclipse, Lowercarbon Capital, Menlo Ventures, Necessary Ventures, Offline Ventures
次世代電動ラグジュアリーボートの開発。
電動のラグジュアリーボート「Arc One」「Arc Sport」を開発するモビリティスタートアップ。リチウムイオン電池を搭載し、最高出力は500馬力、最高速度は約64キロ。搭乗人数は最大12〜15人まで可能。価格は約27万ドル。直近では防衛分野への進出を表明し、防衛艦艇の電動化をサポートする予定という。TeslaやSpace Xのエンジニアらによって開発され、Will SmithやKevin Durantなども出資者に名を連ねている。
2021年創業、本社はロサンゼルス。Andreessen Horowitz等から今回調達した$50Mは、生産能力の拡大に活用する予定。
4.「プライバシー強化携帯」Cape

日本語読み:ケープ
カテゴリ:Service/モバイル
ラウンド:Series C ($100M)
主な投資家:Bain Capital Ventures, Institutional Venture Partners, 01 Advisors, 137 Ventures, Definition Capital, Fifth Down Capital
プライバシーを重視・強化した携帯電話通信サービス。
ユーザーの個人情報や位置情報、アプリの使用履歴、通話やメッセージのやり取りをはじめとする情報を取得せず、必要最小限のデータ収集のみで運用するプライバシーを重視した通信サービス。個人データを再販して収益化せず、厳格なファイアウォール機能などセキュリティを強化した環境をユーザーに提供できるという。Palantir社で国家安全保障事業の責任者だったJohn Doyleが創業したことでも注目されている。
2022年創業、本社はバージニア州アーリントン。Bain Capital Ventures等から今回調達した$100Mは、サービスの拡大に活用する予定。
5.「AIワークフォース」Frontline

日本語読み:フロントライン
カテゴリ:SaaS/AIエージェント
ラウンド:Pre-Seed ($0.7M)
主な投資家:500 Global, Latitude Ventures
AIエージェントを活用したワークフォースプラットフォーム。
メールやSlack、WhatsApp、Instagramなどの既存ツールと連携し、日々の社内および顧客対応業務を自動的に処理するAIワークフォースエージェントを開発するスタートアップ。「Max」と呼ばれるAIエージェントは、会議日程の調整から受信トレイの整理、必要に応じたフォローアップメールの原稿や提案書の作成など、従業員のデジタルコンシェルジュとして機能することでチーム間の業務効率を大幅に改善することが可能という。
2023年創業。500 Global等から今回調達した$0.7Mは、引き続き製品開発に活用する予定。









