今週の注目5社:家庭用家事ロボット / 民間宇宙ステーション / ノーコードAIエージェント / AI高齢者ケア / 慢性疼痛緩和デバイス
一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。
1.「家庭用家事ロボット」Sunday

日本語読み:サンデー
カテゴリ:HW/ロボット
ラウンド:Series B ($165M)
主な投資家:Coatue, Bain Capital Ventures, Benchmark, Conviction Capital, Fidelity Investments, Tiger Global Management, Xtal
自宅で家事をサポートしてくれるロボット。
部屋を自律移動しながら家事を済ませてくれるロボットを開発するスタートアップ。「Memo」と呼ばれる家庭用ロボットは、食べ終えた食器をテーブルから運んで食洗機に入れたり、洗濯物を畳んだり、コーヒーを入れたりと毎日繰り返される家事を代わりにこなしてくれる。24時間365日稼働でき、家事に費やす時間を削減することが可能。2026年後半にベータ版をリリース予定という。今回の資金調達によるバリュエーションは10億ドルを超え、ユニコーン企業の仲間入り。
2025年創業、本社はカリフォルニア州マウンテンビュー。Coatue等から今回調達した$165Mは、チームの拡大および、開発費用に活用する予定。
2.「民間宇宙ステーション」Vast

日本語読み:バスト
カテゴリ:HW/宇宙
ラウンド:Series A ($500M)
主な投資家:Balerion Space Ventures, Earthrise Ventures, IQT, Mitsubishi UFJ Financial Group, Mitsui, Nikon, Qatar Investment Authority, Space Capital, Stellar Ventures
次世代の民間宇宙ステーション。
ISS(国際宇宙ステーション)の後継となる、次世代の民間宇宙ステーション「Haven」を開発するスペーステックスタートアップ。モジュール式で複合型の宇宙ステーションでは、将来的に宇宙旅行や微小重力環境下での高度な研究開発・製造などが期待されている。世界初の商業宇宙ステーションとなる「Haven-1」は2027年に打ち上げられる予定という。
2021年創業、本社はカリフォルニア州ロングビーチ。Balerion Space Ventures等から今回調達した$500Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
3.「ノーコードAIエージェント」Gumloop

日本語読み:ガムループ
カテゴリ:SaaS/AI
ラウンド:Series B ($50M)
主な投資家:Benchmark, BoxGroup, Cannon Project, First Round Capital, Nexus Venture Partners, Shopify Ventures, Y Combinator
ノーコードで簡単にAIエージェントを構築できるプラットフォーム。
ドラッグアンドドロップの直感的な操作で、複雑な作業を自動化するAIエージェントを構築することができるプラットフォーム。データ分析やCRM、会議の準備・事後対応も含め、エンジニアではない従業員でも複数のステップからなる複雑なタスクを自動化し、社内で共有できるという。すでにShopify、Ramp、Gusto、Instacartなどを顧客に持つ。Y Combinatorが主催する2024年冬のバッチにも参加した注目スタートアップ。
2023年創業、本社はサンフランシスコ。Benchmark等から今回調達した$50Mは、サービスの拡大に活用する予定。
4.「AI高齢者ケア」Sage

日本語読み:セージ
カテゴリ:SaaS/シニア
ラウンド:Series C ($65M)
主な投資家:Goldman Sachs Alternatives, Goldcrest Capital, Institutional Venture Partners
AIを活用し、高齢者ケアを効率化するプラットフォーム。
介護チームがセンサーおよびアプリを活用したコミュニケーションを通じて、高齢者ケアを効率化するプラットフォームを開発するシニアテックスタートアップ。転倒検知センサーなどが含まれており、高齢者の呼び出し対応やタスクの共有・優先順位付けなどがチーム内で簡単に共有できる。また、ニーズの傾向や人員配置のためのデータ分析なども提供し、燃え尽き症候群による介護士の離職を防ぐことが可能という。
2020年創業、本社はニューヨーク。Goldman Sachs Alternatives等から今回調達した$65Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
5.「慢性疼痛緩和デバイス」Neuros Medical

日本語読み:ニューロスメディカル
カテゴリ:Biotechnology/医療機器
ラウンド:Series D-II ($35M)
主な投資家:Trinity Capital
切断後の慢性疼痛を緩和する医療機器。
下肢切断後の慢性的な痛み(幻肢痛や断端痛など)を緩和、コントロールする医療機器を開発するメディカルテックスタートアップ。FDA(米国食品医薬品局)認可済みで、充電式バッテリーを内蔵した埋め込み型パルス発生器「Altius」は、コントローラーで損傷した神経に直接電気信号を送ることで、オピオイドを使用せずにリアルタイムに痛みを和らげることが可能という。
2008年創業、本社はミネソタ州アーデンヒルズ。Trinity Capital等から今回調達した$35Mは、サービスの拡大に活用する予定。









