今週の注目5社:ホームスワッピング / 自動運転軍用車 / 商用トラック追跡 / デスクサイズ核融合装置 / 更年期専門クリニック

February 17, 2026 Article-Show on Top-ja 今週の注目スタートアップ

一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。

1.「ホームスワッピング」Kindred

日本語読み:カインドレッド
カテゴリ:Marketplace/ホーム
ラウンド:Series C ($85M)
主な投資家:Index Ventures

自宅を一定期間交換するホームスワッピング。

会員のみが利用できるホームスワッピング(自宅交換)プラットフォームを提供するトラベルテックスタートアップ。会員は30万軒以上の中から旅先の空き住宅を見つけて予約するだけで、現地で実際に暮らすように滞在できる仕組み。シーツやタオルをはじめとする清掃費用および、サービス料(1泊あたり約40ドル)を支払うだけで大幅な低価格で宿泊することが可能。すでに150都市で、30万人以上の会員を抱えるまでに急成長している。

2021年創業、本社はサンフランシスコ。Index Ventures等から今回調達した$85Mは、サービスエリアの拡大に活用する予定。

2.「自動運転軍用車」Overland AI

日本語読み:オーバーランドエーアイ
カテゴリ:HW/防衛
ラウンド:Series B ($100M)
主な投資家:8VC, Ascend, Overmatch Ventures, Point72 Ventures, Shasta Ventures, Stepstone Group, Valor Equity Partners, TriplePoint Capital

オフロードを自律走行する軍用車の開発。

ロボット工学とAIを駆使し、オフロードなどの複雑かつ険しい地形やGPSが利用できない状況でも自律走行する軍用車を開発するディフェンステックスタートアップ。雨、霧、雪、夜間などの環境下でも、周囲をリアルタイムかつ正確に認識して走行することが可能。戦車や武器の輸送車両など、複数の軍用車を開発しており、すでに国防総省や陸軍と契約を締結している。また、CAL FIRE(カリフォルニア州森林保護防火局)と提携し、山火事の鎮圧をサポートした実績を持つ。

2022年創業、本社はシアトル。8VC等から今回調達した$100Mは、サービスの拡大に活用する予定。

3.「商用トラック追跡」GenLogs

日本語読み:ジェンログス
カテゴリ:SaaS/物流
ラウンド:Series B ($60M)
主な投資家:Battery Ventures, 9Yards Capital, Autotech Ventures, Cathay Innovation, HOF Capital, Institutional Venture Partners, Steel Atlas, TitletownTech, Venrock

商用トラックのリアルタイムデータを収集するプラットフォーム。

商用トラックの位置情報をリアルタイムに追跡するプラットフォームを開発するロジテックスタートアップ。「Truck Intelligence」と呼ばれるプラットフォームは、道路脇や港に設置されたセンサーや衛星から収集した数兆ものデータポイントをAIを活用して分析することで、商用トラックのリアルタイムの位置情報を網羅することが可能。盗難車両や麻薬密輸組織の摘発にも活用されている。元CIAの職員が創業したことでも知られている。

2023年創業、本社はバージニア州アーリントン。Battery Ventures等から今回調達した$60Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

4.「デスクサイズ核融合装置」Avalanche

日本語読み:アバランチ
カテゴリ:HW/エネルギー
ラウンド:Unattributed VC ($29M)
主な投資家:RA Capital Management, 8090 Industries, Congruent Ventures, Founders Fund, Lowercarbon Capital, Overlay Capital, Toyota Ventures

デスクサイズの小型核融合装置。

机の上に置ける程の小型核融合エネルギー装置を開発するエネルギーテックスタートアップ。「Orbitron」と呼ばれる核融合装置は、モジュール式でデータセンターや軍事基地、遠隔地などの厳しい環境や送電網の整備が困難な環境にも安定したクリーンエネルギーを供給可能。コンパクトで持ち運び可能なため、宇宙空間での利用も想定しているという。現在、2027年の稼働に向けて開発が進められている。

2018年創業、本社はシアトル。RA Capital Management等から今回調達した$29Mは、引き続き開発費用に活用する予定。

5.「更年期専門クリニック」Midi Health

日本語読み:ミディヘルス
カテゴリ:Service/ヘルスケア
ラウンド:Series D ($100M)
主な投資家:Goodwater Capital, Advance Venture Partners, Emerson Collective, Felicis, Foresite Capital, Google Ventures, McKesson Ventures, SemperVirens Venture Capital, Serena Ventures

更年期に特化した女性専用クリニック。

更年期ケアに特化した保険適用のバーチャル診療を提供するフェムテックスタートアップ。更年期を起点とし、産婦人科・内科・皮膚科・睡眠障害・肥満など、様々な分野における専門治療を提供しており、毎週25000人以上の患者に利用されているという。また、個人の症状改善に合わせてパーソナライズされたサプリメントも提供する。今回の資金調達によるバリュエーションは10億ドルを超え、ユニコーン企業の仲間入り。

2021年創業、本社はパロアルト。Goodwater Capital等から今回調達した$100Mは、サービスエリアの拡大に活用する予定。

ブログの更新情報をメールでお届けしています。

米国の注目スタートアップ情報 テックトレンド スクラムベンチャーズの投資先インタビュー
などをブログで発信しています。合わせてメールでもお届けしていますので、お気軽にご登録ください。

ニュースレター登録

でも情報発信しています。