今週の注目5社:スケジュール調整AI / スポーツチーム運営効率化 / バッテリーリサイクル / 金融AIエージェント / 地上通信インフラ
一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。
1.「スケジュール調整AI」Blockit AI

日本語読み:ブロックイットエーアイ
カテゴリ:SaaS/スケジュール
ラウンド:Seed VC ($5M)
主な投資家:Sequoia Capital, Adjacent, Haystack, Jeff Weiner, Original Investments
スケジュールを自動調整してくれるAIエージェント。
スケジュール調整のプロセスを完全に自動化するAIエージェントを開発するスタートアップ。24時間365日対応で、ユーザーおよび関連する相手のAIエージェント同士が人間の介入なしに交渉することで日時を調整してくれる。スケジュール調整のために発生するメールなどでのやり取りに費やす時間を削減することが可能。すでに200社以上の顧客を持つ。元Sequoia Capitalのパートナーが設立したことでも注目されている。
2024年創業、本社はサンフランシスコ。Sequoia Capital等から今回調達した$5Mは、サービスの拡大に活用する予定。
2.「スポーツチーム運営効率化」Arkero

日本語読み:アルケロ
カテゴリ:SaaS/スポーツ
ラウンド:Pre-Seed ($6M)
主な投資家:Game Changers Ventures, 776 Capital, Adrian Hanauer, BoxGroup, Founders’ Co-op, Garuda Ventures
スポーツチームのオペレーション効率化プラットフォーム。
プロスポーツチーム向けにAIを搭載したオペレーション効率化プラットフォームを提供するスポーツテックスタートアップ。試合日程のプランニングやチケット販売、ファンエンゲージメントをはじめとする反復作業を迅速化することで、チームはマーケティング戦略策定などの本来注力すべきタスクに時間を費やすことが可能。すでにSeattle SoundersやSan Diego FCなどのMLSのプロチームに導入されているという。
2025年創業、本社はシアトル。Game Changers Ventures等から今回調達した$6Mは、引き続き製品開発に活用する予定。
3.「バッテリーリサイクル」Redwood Materials

日本語読み:レッドウッドマテリアルズ
カテゴリ:HW/バッテリー
ラウンド:Series E-II ($75M)
主な投資家:Capricorn Investment Group, Goldman Sachs Asset Management, Google
車載電池用のリサイクル技術の開発。
廃棄後の電気自動車(EV)用電池や、携帯電話・パソコンなどのバッテリーからリチウムやコバルト、ニッケルなどの貴重な資源を回収し、処理後に再び原料として車載電池の製造に利用するリサイクルシステムを開発するサスティナビリティスタートアップ。Teslaの共同創業者で元CTOのJB Straubelが創業したことでも知られている。資金調達後のバリュエーションは60億ドルを超えるという。
2017年創業、本社はネバダ州カーソンシティ。Google等から今回調達した$75Mは、サービスの拡大に活用する予定。
4.「金融AIエージェント」Zocks

日本語読み:ゾックス
カテゴリ:SaaS/金融
ラウンド:Series B ($45M)
主な投資家:Lightspeed Venture Partners, QED Investors, 14Peaks Capital, Entree Capital, Expanse Venture Partners, Illuminate Financial, Motive Partners
ファイナンシャルアドバイザー向けのAIエージェント。
ファイナンシャルアドバイザー向けにプライバシーを重視したAIエージェントを開発するフィンテックスタートアップ。顧客との商談準備や議事録作成、問い合わせ対応、口座開設フォームの入力、メールの下書きなどの事務作業を自動化することで、週10時間以上の削減が可能。また、「大学進学予定の家庭で学資保険に未加入の顧客」といった見込み客リストの作成もサポートしてくれる。すでに5000社以上の金融機関に導入されているという。
2022年創業、本社はサンフランシスコ。Lightspeed Venture Partners等から今回調達した$45Mは、サービスの拡大に活用する予定。
5.「地上通信インフラ」Northwood

日本語読み:ノースウッド
カテゴリ:HW/宇宙
ラウンド:Series B ($100M)
主な投資家:Andreessen Horowitz, Washington Harbour Partners, 137 Ventures, Alpine Space Ventures, Balerion Space Ventures, Founders Fund, Fulcrum, PAX Momentum, StepStone
衛星と地上を結ぶ通信インフラ。
通信や防衛、気象観測など、大量に打ち上げられた衛星と地上との安定的かつ高速通信を可能にする通信インフラ装置を製造するスペーステックスタートアップ。フェーズドアレイアンテナと呼ばれる地上局を整備することで、宇宙ミッションの迅速な遂行をサポートすることが可能という。すでにアメリカ宇宙軍と契約を締結している。元Disneyチャンネルの女優が創業したことでも注目されている。
2023年創業、本社はカリフォルニア州エルセグンド。Andreessen Horowitz等から今回調達した$100Mは、製造能力の拡大に活用する予定。









