今週の注目5社:AI面接官 / レーダー衛星 / ロボット向け知覚基盤 / 代替フィレステーキ / バーチャルマタニティケア
一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、注目の米国スタートアップを5社厳選して紹介します。バックナンバーはこちら。
1.「AI面接官」HeyMilo

日本語読み:ヘイマイロ
カテゴリ:SaaS/採用
ラウンド:Seed VC-II ($3.9M)
主な投資家:Two Sigma Ventures
採用面接向けのAIエージェント面接官。
採用面接プロセス全体を自動化するAIエージェントを開発するHRテックスタートアップ。候補者との応募前のやり取り、履歴書などの応募書類の自動スクリーニング、音声およびビデオ面接、候補者の適性に関する評価レポート作成をはじめ、採用活動を一気通貫で自動化するAIエージェントを提供。採用の公平性の担保に加え、面接では候補者の回答に合わせてリアルタイムに質問を投げかけることで自然な対話を実現するという。
2023年創業、本社はニューヨーク。Two Sigma Ventures等から今回調達した$3.9Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
2.「レーダー衛星」Array Labs

日本語読み:アレイラボ
カテゴリ:HW/衛星
ラウンド:Series A ($20M)
主な投資家:Catapult Ventures, Aera VC, Animal Capital, Clearance Ventures, Cultivation Capital, Kompas, Maiora Capital, Washington Harbour Partners, Y Combinator
3Dマッピング画像用のレーダー衛星。
高品質な3Dマッピング画像を生成するためのレーダー衛星を開発するスペーステックスタートアップ。レーダーベースの地球観測衛星を活用し、地球上のあらゆるエリアの3D画像を取得するサービスを提供。現在、低コスト・高性能な宇宙レーダーの量産体制構築に加え、同じ地域を複数の角度から撮影するための小型衛星群の打ち上げ準備を進めている。すでに米軍や国防高等研究計画局(DARPA)と契約を結んでいる。弊社も出資する注目スタートアップ。
2021年創業、本社はパロアルト。Catapult Ventures等から今回調達した$20Mは、生産能力の拡大に活用する予定。
3.「ロボット向け知覚基盤」Lyte

日本語読み:ライト
カテゴリ:HW/ロボット
ラウンド:Series A ($107M)
主な投資家:Atreides Management, Avigdor Willenz, Exor Ventures, Fidelity Investments, Key1 Capital, VentureTech Alliance
ロボット向けの知覚基盤プラットフォーム。
複雑な環境下で動作するフィジカルAI向けの認識(知覚基盤)プラットフォームを開発するロボットテックスタートアップ。4DセンシングおよびRGBイメージング、モーション認識技術を搭載したプラットフォームで、自律移動ロボットやロボットアーム、ロボタクシー、ヒューマノイドなど、幅広い分野で適用可能という。CES2026でロボティクス部門最優秀イノベーション賞を受賞した注目スタートアップ。今回の資金調達を機にステルスモードを脱却。
2021年創業、本社はカリフォルニア州マウンテンビュー。Fidelity Investments等から今回調達した$107Mは、引き続き開発費用に活用する予定。
4.「代替フィレステーキ」Offbeast

日本語読み:オフビースト
カテゴリ:Commerce/フード
ラウンド:Seed VC ($1M)
主な投資家:Global Brain
植物由来の代替ステーキ(フィレ肉)。
植物由来の原料を利用した代替フィレステーキを開発するフードテックスタートアップ。筋繊維を模倣した独自のクロスファイバーアッセンブリー技術により、動物由来の本来のフィレ肉に非常によく似た食感や噛みごたえを実現しているという。遺伝子組み換え原料不使用の高タンパクなビーガンフィレ肉の価格は、4オンス(約113g)4パック入りで約50ドル。
2022年創業、本社はメリーランド州ボルチモア。Global Brain等から今回調達した$1Mは、生産能力の拡大に活用する予定。
5.「バーチャルマタニティケア」Pomelo Care

日本語読み:ポメロケア
カテゴリ:Service/ヘルスケア
ラウンド:Series C ($92M)
主な投資家:Stripes, Andreessen Horowitz, PLUS Capital, Atomico, BoxGroup, SV Angel
産前産後のバーチャルマタニティケアプラットフォーム。
24時間365日、妊娠中や産後の女性および新生児に関するケアを受けられるバーチャルクリニックを提供するフェムテックスタートアップ。テキストや電話、ビデオ通話を通じて、悪阻による吐き気や栄養管理の相談、授乳に関するアドバイス、産後うつや新生児の病気への対応など、さまざまなケアを提供。すでに50州でサービスを展開し、2500万人以上のユーザーを持つ。今回の資金調達によるバリュエーションは17億ドルとユニコーン企業の仲間入り。
2021年創業、本社はニューヨーク。Stripes等から今回調達した$92Mは、サービスの拡大に活用する予定。









