今週の注目5社:仮想スポーツリーグ / 音声SNS / Bitcoinリワード / 奨学金アプリ / GIF動画

May 27, 2020 by Scrum Funding News
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一週間の資金調達およびM&Aのニュースから、面白い米国のスタートアップを5つピックアップして紹介します。

1.「仮想スポーツリーグ」Sleeper

[App/eSports] Sleeper
Series B ($20M) Andreessen Horowitz, Baron Davis, Juju Smith-Schuster, Kevin Durant and Kevin Lin

仮想スポーツリーグが楽しめるゲームアプリ。

NFLやNBAのプロスポーツ球団をベースに仮想プロスポーツリーグを開催。ユーザーはオリジナルのチームを作ったり、リアルタイムで友達や家族とコミュニケーションを取りながら一緒に楽しむことが可能。直近では、仮想eSportsリーグ「LoL(League of Legends)」も開始。すでにアクティブユーザーは100万人以上(昨年対比700%成長)。北米、ヨーロッパ、韓国、ブラジル、ベトナムなどに展開。NBAプレーヤーのBaron DavisやNFLプレーヤーのJuJu Smith-Schusterをはじめとするプロスポーツ選手も出資。

2015年創業、本社はサンフランシスコ。Andreessen Horowitz等から今回調達した$20Mは、新サービスの開発に活用する予定。

2.「音声SNS」Clubhouse

[App/SNS] Clubhouse
Series A ($10M) Andreessen Horowitz

音声ベースのソーシャルメディアアプリ。

「音声版Twitter」とも呼ばれ、オープンなバーチャルルームに入って会話を聞いたり、発言することで自らも参加できるアプリ。様々な「人」のバーチャルルームが用意され、ユーザーは興味のある人のルームに参加する仕組み。テーマなどの会話は登壇者が自由に決めるという。Shopify CEOがD2Cがテーマのルームに参加するなど著名人も参加している模様。現在β版のため、参加にはClubhouseの許可が必要。ステルスで詳細情報は少ないが、ユーザー数が5,000人未満にも関わらず、バリュエーションは$100Mという。

本社はサンフランシスコ。Andreessen Horowitz等から今回調達した$10Mは、引き続きサービスの拡大に活用する予定。

3.「Bitcoinリワード」Lolli

[Commerce/Bitcoin] Lolli
Seed VC-II ($3M) Abe Burns, Adam Leber, Bain Capital Ventures, Brian Sugar, Chapter One Ventures, Company Ventures, Craft Ventures, Digital Currency Group, FJ Labs, Michelle Phan, Pathfinder, Pir Granoff, Sound Ventures and Version One Ventures

リワードをBitcoinでもらえるECプラットフォーム。

Lolliを経由したECサイトでショッピングをすると、Bitcoinがリワードとして還元される仕組み。還元率は最大30%でこれまでに数十万ドルに相当するBitcoinをユーザーに還元しているという。ブランドは取引額の数%を手数料としてLolliに支払う。すでにGAP、Nike、Bloomingdales、Sephora、Hilton、Expediaなど500以上のトップブランドと提携している。

2018年創業、本社はニューヨーク。Bain Capital Ventures等から今回調達した$3Mは、海外展開の加速に活用する予定。

4.「奨学金アプリ」Mos

[Service/金融] Mos
Series A ($13M) Emerson Collective, Eric Yuan, Lux Capital, Sequoia Capital, Stephen Curry and Undisclosed Investors

大学生向けの財政支援アプリ。

学生はアプリ内の単一フォームに情報を入力(所要時間は20分程度)するだけで、奨学金など州ベースの500以上の支援プログラムの中から適合するものをリスト化してくれる。加えて、申請には専用のアドバイザーが必要な書類などの準備をサポートしてくれる。すでに20万人以上の学生に利用されており、これまでに受けた援助額の平均は年額$15,000。FounderのAmira Yahyaouiは「アラブの春」の人権活動家としても有名。ZoomのEric YuanやNBAのスター選手Stephen Curryも出資。

2017年創業、本社はサンフランシスコ。Sequoia Capital等から今回調達した$13Mは、引き続きサービスの拡大に活用する予定。

5.「GIF動画」Giphy

[Contents/GIF] Giphy
400M by Facebook

GIF動画のプラットフォーム。

ユーザーは自作のGIFアニメを投稿したり、投稿されたGIFアニメを検索して自身のSNS投稿などに使ったりできる。アクティブユーザー数は7億人/日で、1日当たり100億点以上のGIFアニメやスタンプがやり取りされている。今回の買収でGiphyの従業員は、Facebook傘下のInstagramのチームに統合される。GIFライブラリーをInstagramなどのアプリに統合することで、ユーザーはStoriesやDMなどで適したGIFやスタンプを検索しやすくなるという。

2013年創業、本社はニューヨーク。今回Facebookに$400Mで買収された。

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