国を越えて日本企業のビジネスをサポートしたい―小西悠斗 [Staff Interview]

October 4, 2021 by Scrum Staff

直接会うことが難しいコロナ禍の状況下で、オンラインで大企業とスタートアップをつなぐScrum Connect Online。小西悠斗はその確立に注力している。幼少期から海外経験のあった小西は、大学時代には自己資金で起業した経験もある。大企業の経営者に、さまざまなスタートアップの魅力を伝えるScrum Studioのビジネスに最適な人材だ。

Scrum Connect Onlineで、大企業とスタートアップを繋げたい

入社のきっかけを教えてください。

海外の起業家と接することができるビジネスという観点で転職先を探していてScrum Studioを見つけました。入社は2020年12月でコロナ禍だったので、電話やZOOMを使っての面接でしたた。転職活動中に、スタートアップで仕事している知人に「Scrum Studioって、どんな会社なの?」と聞いて回りましたが「いい会社だよ」とひと言で返ってきましたね(笑)「優秀な人が集まっている」という話も聞きました。

どんな仕事を担当していますか?

現在は、Scrum Connect Onlineを担当しています。Scrum Connect Onlineは大企業とスタートアップが、オンラインで繋がれるサービスです。両者を、お引き合わせをするというイメージで、日本の大企業さんに、新しいスタートアップや、シリコンバレーの今のトレンドをお伝えしつつ、気になる会社があれば、我々がご紹介しています。

これまでのスタートアップ情報サービスは、データベースがメインでしたが、Scrum Connect Onlineは、ベンチャーキャピタリストに相談できたり、我々がスタートアップを紹介したり、実際のビジネスにつながるのが大きな特徴です。

Scrum Studioでの仕事は色んな魅力がありますが、一番素晴らしいと感じているのは、何にでも挑戦させてくれる会社だということです。たとえば、どうやって顧客流入を増やすのかというチャレンジがある時に、リードナーチャリングとして様々なコンテンツを企画したり、営業資料をアップデートしたり、システムの開発・改善に関わったりなど、やりたいことをどんどんやらせてもらえます。

日本とアメリカに拠点がありますが、国をまたいでグローバルなチームで仕事を進める上での難しさはありますか?

仕組みが上手くできているので、あまり困ることはないですね。上司はUS拠点ですが、ミーティングは日本の朝、向こうの夕方というような時間に行っています。もちろん、時差があるので、リアルタイムにやりとりできないケースも多いですが、こちらの仕事時間にメールした案件が、翌朝返信が来ているという感じで、時差をうまく利用して働いています。

定期的に日本とUSの全スタッフの全体ミーティング行われるので、自分が所属する部門以外の状況も把握できますし、そういったところで、USの同僚とのコミュニケーションも確保できます。

英語については留学経験もあるので、ミーティングの会話は大丈夫なのですが、リモート環境で、知らない相手とビジネスの折衝をするとなると、まだなかなか大変ですね。

『分かりやすく話す』ことを意識

仕事をする上で、大事にしているポイントは何ですか?

『分かりやすく話す』ということを意識しています。今、お仕事でお会いするのは、スタートアップに興味を持っている大企業の幹部の方々です。スタートアップ側の用語や常識で考えずに、伝わりやすい言葉を選び、できるだけシンプルに話すようにしています。今は、リモート中心なので、アイスブレイクも、その場の雰囲気を読んで、リラックスできる話をしたり、くだけ過ぎないようにしたりと、いろいろな配慮が必要だと思っています。

小西さんが、Scrum Studioで実現したいことは何ですか?

Scrum Connect Onlineを多くの日本企業の方に利用していただき、国をまたいだビジネスの成功に貢献したいです。

コロナ禍で、これまでのように海外出張や対面でのミーティングが難しくなっていると思います。海外に行かなくても海外スタートアップに関して有益な情報が得られる、今後のビジネスにつながるスタートアップと知り合える、Scrum Connect Onlineをそんなサービスとして確立していきたいです。より愛されるサービスになるため、顧客目線でのプロダクト開発やサポートにも力を入れ、引き続きサービスを充実させていきます。

Scrum Connect Onlineを介してつながった大企業とスタートアップのビジネスが、日本や海外でリリースされる日がくるのが楽しみです。

学生時代に起業を経験

少し遡ってルーツのお話を。今、海外の企業家の方と関わるお仕事をされていますが、子供の頃から海外経験があったと聞きました。

海外経験といっても最初は1歳から3歳ぐらいの時です。父が外資の自動車部品メーカーに勤めていて、仕事の関係で、中国の上海に住んでいました。小さかったので、あまり覚えていないですが、市場に行ったことや、万里の長城に行ったこと、インターナショナルな環境の保育園でのことなど、少しだけ覚えています。でも、そういう経験があったから、最初から海外に目が向いていたし、海外に行くことに抵抗がなかったのかもしれません。

その後、中学高校は埼玉で、大学は関西の大学に進学しました。そして、海外経験を積みたかったので、大学を休学して、カリフォルニアのアーバインに1年半ほど留学しました。

学生時代に起業されたと聞きましたが、留学してからですか?

いえ、起業した方が先ですね。最初は、アルバイトやインターンとしてシステムエンジニアをやっていました。あと、学校の授業でもプログラミングを学んでいました。大学では、JavaScriptやPHPを勉強することが多かったのですが、仕事ではPHPに加えRubyなどのモダンな言語を扱えるのが面白かったです。

その中で、なぜ、起業したのですか?

これを言うとウケが良くないですが、お金が欲しかったからです(笑)。自分たちで仕事を受けた方がたくさんお金がもらえる。学生なら教授からいろいろアドバイスをもらえますし、起業するメリットが大きいと感じました。

最初は「どうすれば起業できるのか?」というのを周りの人に聞いてみたけど、あまり明確な回答が返ってこなくて……。友達のつてを頼って、とある社長さんに話を聞きに行きました。その人に登記簿を書いてもらって、法務局に印紙付けて出して、そして登記してシステム開発受託のビジネスをスタートしました。

当時仲間達とやっていたお仕事の中で、法人にしかお金を払えないという顧客がいたため、あわてて会社を作って登記したという側面もありました。大学2年生、20歳の時でした。当初は学生仲間10人ぐらいでスタートしたビジネスでしたが、最終的には30名規模まで成長しました。

この会社は、いつまで続けたのですか?

大学卒業時に、ビジネスを続けてくれる知人に譲渡しました。一緒に起業していた仲間も、みんな大学を卒業して就職したり、それぞれのビジネスを始めるということで、この会社は譲渡しようということになりました。僕自身も、もっといろいろとスタートアップについて勉強して、経験を積みたいという気持ちがあって、会社を譲る決断をしました。

実は、その相手というのは、大学時代に暮らしていた場所の近くにあったコンビニの店員さんだったのです(笑)。日々通っていて仲良くなるうちに、彼にはバーをやりたいという夢があることが分かって。当時、ビジネスも上手くいっていたので、僕が出資して彼はバーを始めたんです。でも、2年ぐらいで肝臓を壊して、バーを廃業してしまったんですね。で、彼との間のいろいろな話し合いを経て、大学を卒業する時に会社を譲渡しました。現在では8期目にしてそれなりの年商を作れる会社に成長しています。

スタートアップ支援企業で好成績

会社を譲渡した後はどうしたんですか?就職した?

就職活動をして、日本国内のスタートアップを支援している企業に就職しました。そこで人材紹介と、採用のコンサルティングを担当していましたスタートアップのCxOになれるような人材、COOやCTOになれるような人材を紹介するような仕事です。

自分も会社を経営していた時は人材の採用は特に苦労しました。なので、親身になって人材紹介に取り組めたと思います。

なぜ、スタートアップ支援会社を辞めて、Scrum Studioに入社したんですか?

理由は2つありました。一つめは、スタートアップ支援といっても、人材以外の課題もたくさんあります。人材面でしかサポートできないことをもどかしく感じるようになりました。

2つめは、いつかはアメリカで起業したいという夢があったので。そのスタートアップ支援企業は今のところ国内でビジネスを展開していました。スクラムスタジオなら海外のビジネスを経験できると思いました。

趣味はサッカーとウィスキー

最後にちょっと、プライベートのお話を。リフレッシュするための趣味はありますか?

サッカーに、ウィスキー、あとは仕事にもつながりますが最新テクノロジー関連のリサーチが趣味です。

サッカーは、幼稚園から始めて高校までやってました。一番、サッカーに真剣に取り組んでいたのは中学時代です。中学時代はクラブチームで全国大会にまで出場していました。高校は、僕らの代はベスト16で敗退してしまいましたが、それなりに頑張ったと思います。

しかし、全国を体験してみると、ズバ抜けてスゴイ奴と出会ったりして、これは僕が将来ずっとサッカーでやっていくのは無理だなと思って…それで、高校は勉強を頑張ろうと思いました。

大学時代は、部活でボクシングと、ジムで総合格闘技をやっていました。海外旅行が好きだったので、護身のために多少、格闘技を身につけておいた方がいいなと思いまして。旅行は、タイ、マレーシア、シンガポールあたりを1カ月ぐらいかけて回ったり、ヨーロッパを旅行したりしていました。

ウイスキーが好きとのことですが、どんなウィスキーが好き?

僕が一番好きなのは、ジャックダニエルのシングルバレルです。ジャックダニエルは、フランクシナトラに愛されたテネシーウィスキーです。飲み方は生意気に、フランクシナトラの飲み方でトゥワイスアップ(1対1の水割り)に、氷をいくつか入れて飲みます。

アイラ島のモルトも好きです。スコットランドのアイラ島には8~9カ所の蒸留所があります。アイラ島のウィスキーはスモーキーさが特徴なんですけど、その中でもとりわけ、クセの強いアードベックが大好きです。アードベックというのは一度稼働が止まった蒸留所なんですけど、熱烈なファンの支持によって復活したという逸話を持つウィスキーですね。

これからも、ウィスキーを飲んで息抜きをしながら、仕事を頑張りたいと思います。

 

 

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