「シリコンバレーの動向を1時間で知る」勉強会Tackle! 3年目を振り返る

December 25, 2017 スクラム代表・宮田ブログ

「シリコンバレーの動向を1時間で知る」という趣旨で始めた、Scrum Ventures主催の勉強会「Tackle!」も、おかげさまで3年目に突入しました!

40回以上開催し、1550人以上の参加者

3年目ということで、少し振り返ってみたいと思います。まずは数字から!

2015年7月から小さく始めた勉強会ですが、これまで東京で「21回」、SanFranciscoで「20回」、計「41回」開催し、のべ「1551人」もの方々にご参加いただきました。

企業数に関しても、東京では「300社以上」、SFでも「135社以上」もの方々にご参加頂いております。内、 約半数の企業の方には、2回以上(リピート)参加頂いております。

業界別

業種別に見ても、「金融」「コンサル・SI」「メーカー」「テック・ネット」等の割合が多いですが、通信・インフラ、自動車関連、商社、リテール、官公庁など幅広い分野から参加頂いていることがわかります。

また、今年(2017年)にフォーカスを当てると、

東京・SFでそれぞれ7回ずつ、計14回開催し、のべ「688人」の方に参加頂き、開催数は昨年より4回少ないにも関わらず合計の参加者は昨対比108%増でした。

企業数も、東京で160社以上、SFでも80社以上の企業の方にご参加頂きました。

東京においては、一回あたりの平均参加数は、約74名と昨対比155%増で、会場の都合上満員御礼でキャンセル待ちの会も発生する程でした。ご参加頂いた方、改めてありがとうございました。

「シリコンバレーの最新情報を一時間で」というコンセプト

続いて、好評のコンテンツについて。

Scrum Venturesの投資方針を説明するとき「Category Agnostic」という表現を使います。「カテゴリーを問わず」という意味です。

実際にScrum Venturesでは、コマース、FinTech、ヘルスケアといった「消費者向け(B2C)のネットサービス」、ドローン、衛星といった「ハードウェア」、VR、セキュリティ、といった「エンタープライズ向け(B2B)のソリューション」など幅広く投資を行っています。投資先一覧はこちらです。

我々の投資チームは私を含めて3人と非常に小さなチームで、この投資を行っています。当然すべての領域の専門家を揃えているというわけではなく、私自身が興味のあるカテゴリーを見つけると、調査プロジェクトを立ち上げてその業界のリサーチを行い、徹底的に業界構造やテクノロジーを理解した上で、その分野での有望なスタートアップ企業に投資をするというスタイルです。

Tackle!では、そのリサーチの過程で見つけた「面白いトレンド」「知見」についてお話ししています。

コンテンツは大きく分けて、

「Monthly Startups Fundraising」と「Monthly News Watch」の二つです。

「Monthly Startups Fundraising」では、このブログで月に20社紹介している「今週の注目5社」という最近資金調達をした面白いスタートアップの中から、5社をピックアップして、その企業のテクノロジー、ビジネスモデル、注目ポイントなどについてお話ししています。

Drive.ai.

例えば、ますます開発競争が激化している自動運転分野で注目されているDrive.aiという「既存の自動車を自動運転化するキット」を開発している事例を取り上げました。これ以外にも、コマース・ヘルスケア・メディア・エンタープライズ・ロボット・ドローン・フィンテックなど幅広い分野で、新しいテクノロジーを活用していたり、ビジネスモデルがユニークなど、参加者の方にとって新規事業開発やアライアンス等の観点から示唆のあるスタートアップを取り上げるようにしています。

一方、「Monthly News Watch」は、毎週私が書いているブログを元にして、主にGoogle、Facebook、Appleなど、その一ヶ月で重要であると思われるプラットフォーマーの新しい動きを中心に、その解説と裏側にある意図や狙いなどをお話しするようにしています。

Made by Google

例えば、”Made by Google”という名称になって2回目のGoogleのハードウェアイベントが、10月にSan Franciscoで開催されましたが、Googleが発表した新しいハードウェアたち、そしてその裏側にある「AI + software + hardware」という考え方について説明をしました。

新たに導入した「ベストコントリビューター賞」

続いて、仕組みについて。

最初に数字で振り返った所でも触れておりますが、様々な業界や、大企業だけでなく中小企業など、非常に幅広いカテゴリーの方々がご参加されているのが特徴だと考えています。

その時々のテーマのご専門の方をディスカッションに巻き込みながら議論を深めていく、というのがTackle!のスタイルであり、幅広い様々なシリコンバレーのニュースを、様々なバックグラウンドと専門性を持った方々とディスカッションを行うことで、一つでも何か新しい気づきがあればと考えています。

Best Contributor賞

その仕組みを更に確固たるものにするために、今年から「Best Contributor賞」を導入しました。

その名の通り、積極的にディスカッションに参加いただいた方を表彰させて頂くのですが、ささやかながら毎回最新のテクノロジーを駆使した商品を贈呈しています。直近の回では、GoogleとLevi’sが共同開発したスマートジャケット「Levi’s Commuter Trucker Jacket with Jacquard by Google」を商品としてご用意しました。ここでは単なる表彰という位置づけだけでなく、最新のテクノロジーを搭載した商品に実際に触れて頂くことで、ビジネスモデルの再構築や自社製品の開発に向けたヒントに繋げて頂けたらと思っております。

最後に参加者の声を少しご紹介させて頂くと、

“また参加したいと思います。メーカーの為VCの業界に詳しくなく、メーカー等の企業が知っておくべきVCのイロハの様な話がどこかで聞けると良い、どこかでその様なセミナーが行なわれていないかと、以前から思っていました。”

“自分だけでは知りえないトレンド等について、宮田様のセミナーおよび他の参加者様の質疑応答から勉強させていただくことができ、大変感謝しております。次回参加できる際には積極的に質疑等参加してセミナーを盛り上げる側になれればと思います。”

“普段仕事柄InsurTech、FinTechの話が多く、最近は特に効率化による利益貢献テーマが多かったので、本日のようにワクワクさせるビジネス・技術のご紹介は大変参考になりましたし、モチベーションが回復しました。Disneyのレイターステージ企業へのアプローチは従来のアクセラレーターとは異なっており、大変興味深い取り組みだと感じました。” 

一度切りではなく、継続的な繋がりを構築したいと思い、Tackle!参加者専用のFacebookグループも設け、事前にディスカッションテーマのご要望を受け付けたり、事後に継続してディスカッションを行えるようなコミュニティ作りも積極的に行っております。過去の参加者の方々はどなたでもご参加いただけますので、追加申請をしていただければと思います。

来年は東京は1月26日、サンフランシスコは2月1日に初回開催予定ですので、皆様にお会いできることを楽しみにしております!お申し込みはこちらから

最後になりますが、Tackle!では常にボランティアも募集しています。学生、若手社会人の方々は会場の準備などを手伝っていただければ、ただでTackle!の話が聞けます!ご興味ある方は、contact@scrum.vc までご連絡ください。

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